こんにちは、(株)神戸製鋼所 北海道営業所の新井です。
2020年1月に日本で最初のコロナ感染者が報告されて以来、すでに2年が経過しようとしております。その間、感染拡大防止のため、対面でのサポーターを含む神溶会活動は中止・延期を余儀なくされ、現在はリモート開催を含む北海道神溶会月例会や、個別に小人数での溶接講習会といった活動をメインに行っている状況となっております。
≪これまでの取組み≫
北海道神溶会では、2年に1度のペースで溶接サポーター講習会を実施しております。例年、約10名前後の新規サポーター取得者が誕生しており、現在112名の方が資格を保有しております。
例年、札幌会場のみの開催としておりましたが、至近時では「札幌から距離のある道東地区でも溶接サポーターを受講したい」とのご要望をいただき、2019年2月には釧路地区でも開催いたしました。コロナ禍の影響で、足もとでは開催できておりませんが、各社様より「若手の営業マンに受講させたい」などのお声をいただいております。ここ数年で入社され実務経験を経て、改めて溶接に関する知識を習得したいというニーズが多いようです。神溶会70周年キャンペーン中に、開催を企画しておりますので、奮ってご参加いただければと思います。
<出張講習会>
現在、複数の会社様が一カ所にご集合いただくのを避けるため、個別出張講習会も行っております。溶接の基礎に関する座学や、環境が整えば溶接体験会なども開催しております。自社で取扱っている溶接材料に関して、その特長や、選定方法を改めて学びたいという要望が多いように感じます。
また、VR機器(ナップ溶接トレーニング)の体験会も実施しており、作業服や防具なしで溶接体験ができるため、「手軽に溶接できて良い経験になった」などの評価をいただいております。
<北海道神溶会イベント>
北海道神溶会では、さまざまな現場見学会も、過去に行ってまいりました。
写真は札幌競馬場と石狩LNG基地の建設現場です。月例会メンバーとデリバリー担当者を中心にご参加いただき、普段立ち入ることのできない現場で、工事や構造物の解説をお聞きするなど、非常に有意義で印象に残るイベントとなりました。
2031年春開業を目指し、新幹線延伸計画が進められており、札幌駅周辺ではさまざまな大型再開発案件が計画されております。今後も、今まで同様に楽しんでいただける見学会などの企画も合わせて行っていきたいと考えております。
神溶会は70周年を迎えます。節目の年として、溶接サポーターの方々とともに地域に根差した活動を企画・開催していきたいと考えておりますので、引き続き神溶会活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。