技術がいど2012-201501


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多に出合うことがない、アオウミガメなどウミガメに出その他農作物、パイナップル始め、パッションフルー合える楽しみもある。リゾートアイランドでありながら、ツなど各種果物が十分育つ気候があり、最近はアボ海流は留まることがなく島々の間を流れ抜ける。このカド他、世界の果物の栽培にも取り組んでいると言う。ことが、島々の水辺の魅力を保っている。僕はハワ街の中やドライブ途中の道路脇でフルーツや野菜なイを訪ねると、オアフから離島にも足を延ばしているどを販売する露店も増えてきた。が、何度訪ねても飽きない。思いの他、奥が深く、「水」の視点からも興味は尽きないのだ。<海に続くパイナップル畑>ハアイで耳にする「アラモアナ」とは、海に続く道<心を癒す「緑」、カウアイ島>の意。写真のパイナップル畑の先は紺碧の海に続く。世界で最も降雨日数が多いと言われるカウアイ島。そしてハワイのパイナップル栽培は、海の先の遠い実に、年間の降水量は12,000mmを越え、緑豊国、スペインから持ち込まれたのだそうだ。1800年かな、ニックネームの通りまさにガーデンアイランド代半ばのこと。燦々と降り注ぐ太陽の島のイメーだ。ちなみに大阪府の年間降水量は東京よりやや少ジがある反面、マウイも雨が多く、年間降雨量はない、約1,300mm。一方、地質的にもハワイ諸島約11,000mmに及ぶ。青い空と海の輝きそして雨。の中では最も古く、有名なワイメア渓谷はグランドキこの気候と赤土の地面がパイナップル栽培に適してャニオンを思い浮かべる迫力がある。雨や波の浸食いるという。以前はサトウキビ畑だったのが、今はパで造りだされた壮大な景観は、ハリウッド映画「ジュイナップルも主力産物になっている。糖度が高く、有ラシックパーク」等の撮影地にも使われるほど。写真機栽培で育てる人気のブランドだ。の川風景は、シダの洞窟に続くワイルア川。ハワイのエコアイランドの魅力は「水」が造り出すのだ。<雨と森が育てる恵み>ハワイの人気をより高めた近年のフラダンスブーム。そして今、注目を集めているのが島の各地で採れる果物や野菜、そして新鮮な海産物を活かしたローカルフード。昨今、米国では食べ物への健康志向が一段と注目され、ハワイでもそれを指示する住民が地元の食材の価値を再認識し始めた。タロイモや険しい渓谷と違い優しい景観を見せるワイルアの水辺。多雨島のカウアイ。バナナ、マンゴー、パイナップルなど新鮮で甘味の強い果物が人気(マウイ島)。広大なパイナップル畑。緑の葉が鮮やか(マウイ島)。


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