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<3.スポットFSWの特徴>スポットFSWは鋼への適用も報告されていますが2)、大部分の応用はFSWと同様にアルミニウム合金を中心とした軽金属材料が対象です。また、FSWと同様に通常では溶接が難しいとされるア-2-ポットFSWは、FSWと違い接合ツールが移動しないため、撹拌域はプローブの周りだけです。ス大橋ら2)によると図2のように、接合時間が長くなるとともにプローブの周りに形成される撹拌(2)引張強度や疲労強度も抵抗スポットと同等の強度である。(3)消費エネルギーは、抵抗スポット溶接の20分の1以下で省エネルギーである。(4)チリやヒュームの発生がなく、クリーンである。1)部材を溶かさないで接合するため、溶接ひずみが少ない。(ルミダイカスト材にも適用が可能です。スポットFSWの特徴を(1)~(4)に示します1)。域が大きくなっていきます。<4.スポットFSWの応用技術>スポットFSWは、現在も研究が行われており、様々な応用技術が開発されています。そのようなスポットFSWの応用技術を2つ紹介します。・複動式摩擦撹拌接合スポットFSWにおける課題のひとつとして、接合後に残る穴が挙げられます。この穴は、破壊の起点になる可能性がある他、外観という面でも問題となります。その穴をなくすため開発されたのが、複動式摩擦撹拌接合です。スポットFSWでは、通常は図2のようにプローブとショルダが一体の工具を使います。それに対し複動式摩擦撹拌接合では、ショルダとプローブが別の駆動となっており、工具を部材から引き抜く際にショルダを部材に押しつけたままの状態で、プローブだけを最初に引き抜き、その後ショルダを部材から離します。この方法を用いるとプローブを引き抜いた際に撹拌で穴が埋まり、穴が残らず、バリが少ない接合が可能となります4)。・異材接合近年は、自動車産業を中心にマルチマテリアル構造という観点から、異材接合技術が注目されています。その中でも、鋼/アルミニウム合金の異材接合は特に重要となっており、スポットFSWでも報告されています5)。鋼/アルミニウム合金の異材接合は、同種材のスポットFSWと違い、図3のように重ねた板の上板のアル図3FSWスポット断面マクロ組織2)ミニウム合金だけを撹拌し、それによって界面の酸化膜を除去し清浄面同士を接合します5)。