試験・調査報告


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試験・調査報告●解説コーナー非破壊試験(第1回)「放射線透過試験(RT)」【JISZ3104附属書4によるきずの像の分類方法】(3)きずの長さきずの像の分類は、下記の手順で行う。①きずを4種別に区別して、分類する。②きずの種類ごとに1類、2類、3類および4類に分類した結果に基づき、総合分類を行う。具体的な手順は、下記のとおりである。(1)きずの種別・表2に従って、きずを4種類に分類する。表2きずの種別きずの種別きずの種類第1種第2種第3種第4種丸いブローホールおよびこれに類するきず細長いスラグ巻込み、パイプ、溶込み不良、融合不良およびこれに類するきず割れおよびこれに類するきずタングステン巻込み(2)きず点数・第1種および第4種のきずは、表3の試験視野で測定する。きずが試験視野の境界線上にかかる場合は視野外も含めて測定する。・試験視野は、試験部の有効長さのうちできず点数が最も大きくなる部位に適用する。・第1種のきずが1個の場合のきず点数は、きずの長径に応じて表4の点数とする。ただし、きずの長径が表5の値以下の場合は、算定の対象外とする。・第4種のきずは、第1種のきずと同様に点数を求める。ただし、きずの長径に応じて表4の1/2とする。(補足:タングステン巻込みは第1種のきずのように空洞ではなく、危険性が低くなるためである)・きずが2個以上の場合のきず点数は、試験視野内のきず点数の総和とする。・第1種と第4種のきずが試験視野に混在する場合、各点数の総和をきず点数とする。・きずの長さは、第2種のきずの長さを測定してきず長さとする。・ただし、きずが一直線上に存在し、その間隔が大きい方のきずの長さ以下の場合は、きずときずの間隔を含めて測定した寸法をきず群の長さとする。(4)きずの分類〈第1種および第4種〉・第1種および第4種のきずは、表6に従って分類する。・ただし、きずの長径が厚さの1/2を超えるときは4類とする。・なお、きずの長径が表5に示す値以下であっても、1類については試験視野に10個以上あってはならない。(補足:規格には明確な規定はないが、日本非破壊検査協会の講習会用テキストに「この場合は2類とする」と説明がある)表6第1種および第4種のきずの分類(単位:mm)試験視野10×1010×2010×30母材の厚さ10以下10を超え25以下25を超え50以下50を超え100以下100を超えるもの1362612412245153061836きず点数が3類より多いもの分類1類2類3類4類〈第2種〉・第2種のきずは、表7に従って分類する。・ただし、1類と分類された場合でも、溶込み不良または融合不良があれば2類とする。(補足:溶込み不良や融合不良は、危険性が高くなるためである)表3試験視野の大きさ(単位:mm)表7第2種のきずの分類(単位:mm)母材の厚さ25以下25を超え100以下100を超えるもの試験視野の大きさ10×1010×2010×30表4きず点数きずの長径点数1.0以下11.0を超え2.0以下2.0を超え3.0以下3.0を超え4.0以下4.0を超え6.0以下6.0を超え8.0以下8.0を超えるもの236101525表5算定しないきずの寸法(単位:mm)母材の厚さ20以下20を超え50以下きずの寸法0.50.750を超えるもの母材の厚さの1.4%分類1類2類3類4類12以下3以下4以下6以下母材の厚さ12を超え48未満母材の厚さの1/4以下母材の厚さの1/3以下母材の厚さの1/2以下48以上12以下16以下24以下1きず長さが3類より長いもの1〈第3種〉・第3種のきずは、4類とする。(補足:割れは長さにかかわらず危険性が高いため、4類とするものである)〈総合分類〉・きずの種別が1種類の場合、その分類を総合分類とする。152025Winter


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