Mail from Shanghai

ぼうだより・技術がいどの読者の皆様、こんにちは。

上海溶接器材有限公司(KWSH)の韓 鵬です。2007年に入社、藤沢工場で低温・HT鋼用溶接材料の研究開発を8年、昨年2月に中国へ赴任しました。

KWSHは中国における溶接材料、溶接システムの販売拠点として2010年に設立されました。2014年7月には唐山神鋼溶接材料有限公司(KWT)、青島神鋼溶接材料有限公司(KWQ)の営業部門が統合され、中国の全市場の営業及び技術サービスの提供、マーケティングを担う新生KWSHとなりました。現在は中村董事長と芦田総経理以下39名(内、日本からの駐在員は8名)が勤務しています。

私が所属する溶材部は業種によって二つのチームに分かれています。私は造船、海洋構造物、エネルギー分野のお客様を担当する第2チームに所属し、軟鋼用FCWから低温・HT鋼及び耐熱鋼・SUS鋼用SMAW/SAW/GTAW等各種溶接材料までの技術サービスをお客様にご提供しています。ここ数年中国では造船、化工機等業界内の企業合併・再編が行われていますが、過剰生産の抑えと品質向上は課題となっており、最近では溶接自動化・効率化のニーズが急速に高まっています。このような環境下で、神鋼グループがお役に立てる機会は益々増えており、勝ち残りユーザーの参入及び有効な技術提案によるシェア拡大を図ることがKWSHに求められています。お客様にとって最も信頼されるパートナーであるため、KWSHスタッフ一同全力で業務に邁進しています。

上海長興島の農荘で娘と一緒に葡萄狩り
上海動物園で娘と一緒にラクダ乗り

さて、ここで上海の生活を少しご紹介させて頂きます。平日は出張で各地を転々とするため、休日をゆっくり過ごすことが多い私ですが、家族や友人が訪ねてきた時は、はりきって観光案内に出掛けます。まずはせっかくの中国ですから、やっぱりパンダにも会っておきたい!ということで家族連れにも大人気の上海動物園です。早朝から開いているので、朝早くに行くのがおすすめ。ゆったりと動物たちを眺めることができます。パンダだけでなく、中国原産の虎など、見どころがいっぱいです。

上海宋慶齢故居

次に紹介するのは、上海宋慶齢故居です。宋慶齢のかつての住居でほとんどそのままに残っています。上海の歴史に大きな影響を与えたであろう宋3姉妹の慶齢の住居とあって入り口の警備もきちんとしたものでした。また、一般的に旧租界時代の建造物としても大変興味のあるもので、一見の価値は十分にあります。

そして上海美食といえば、やっぱり上海発祥の小龍包です。本場の小龍包は、人気のあまり長蛇の列に並ばなくてはいけませんが、美味しさは並んだ甲斐があった、と思えるほどです。肉汁溢れる美味しい小龍包、ぜひ召し上がってみてください。

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