(株)神戸製鋼所では、2018年上期より、2011年の神溶会60周年記念キャンペーン以来、7年ぶりの神溶会全国共通キャンペーンを開催致します。
神溶会会員各社と共に、業種別エキスパート資格制度で培った「業種別営業力」をベースに、お客様の「人手不足や自動化・効率化」ニーズに対し、より効果的な溶接ソリューション活動、魅力的な新商品を提案して参ります。
戦後復興から、日本のものづくりの発展と、それを支えたヒトと共に歩んできた「神鋼溶接棒」。世代を超えてご愛顧頂いている商品ラインナップと最新のKOBELCOの技術力で現代・次世代の日本のものづくりに求められるニーズに応えて参ります。
活動内容 | |
---|---|
① 重点商品の拡販 | 送給性改良New [F] MG-56、陸上業種向けフラックス入りワイヤ(FCW)の普及亜鉛めっき用シリーズの更なる浸透 ソフトアーク「乾燥省略可能」低水素系電弧棒 [F] LB-50FT の市場投入 |
② 業種営業力の強化 | 業種別マイスター制度・鉄骨エキスパート講習(ロボットシステム編) ロボットシステムの販売力を養成・強化する「システムベーシックコース」とロボットの初歩的な技術対応力を養成する「システムアドバンスドコース」の開設 |
③ サポート体制の充実 | 鉄骨溶接ロボットシステムREGARC™搭載キャラバンカーの運用開始 |
④ 復刻版包装 | 以下の銘柄に、なつかしの復刻版包装(1970’sの包装)を適用します。 ●銘柄: 「[F] Z-44、[F] B-10、[F] B-14、[F] B-17 」の3.2mm、4.0mm ●実施期間:2018年4月生産分~ |
(1)開催期間
2018年上期
(2)参加対象
神溶会会員 各社
(3)重点商品
品種 | 対象銘柄 |
---|---|
電弧棒 | |
ソリッド | |
FCW | |
システム | REGARC™ 鉄骨溶接ロボットシステム |
亜鉛めっき用シリーズ |
(4)評価項目
各地区の神溶会にて、ご案内致します。
(5)表彰
地区別に各コース(代理店・商社)の上位3社を表彰。
昭和17年から昭和22~23年頃(60kg木箱時代)
戦時中は軍需向けであったために、木材資源の面からも通い箱制度がとられていたようです。60㎏の木箱は通称「弾薬箱」と呼ばれ、5㎏の紙箱を12箱装入し、フタはボルト締めで、通い箱となっていました。
昭和22~23年から昭和37~38年頃(30kg木箱時代)
日本各地の需要家へ発送する必要から30kgの木箱が誕生しました。
昭和37年から現在(20kg段ボール時代)
昭和37年頃より急増した電弧棒生産に見合う木箱(国内産・松)の調達困難が予想され、当時脚光を浴びつつあった段ボール化が検討されました。包装ラインの 自動化とともに、ハンドリングのしやすさ、製品の保護、コストの低減などの特長がある事から、当時はB-33、RB-26などの銘柄から段ボール化を開始し、昭和39年頃より国内向けには全面的に段ボールが使用されるようになりました。
そして、平成30年、乾燥省略可能な2kgアルミ包装の時代へ
今回のキャンペーンで販売を開始する「[F] LB-50FT」は、耐吸湿性の高い被覆材とアルミ包装により、電弧棒を乾燥せず、開封後すぐに使用することが可能です。開封後にご使用となる目安8 時間以内に使い切れる量を考え、2kgの包装としました。従来、[F] Z-44(ライムチタニヤ系)や[F] Z-1(イルミナイト系)などの、難吸湿タイプの乾燥省略が可能な電弧棒がありましたが、低水素系の電弧棒では「[F] LB-50FT」が当社初の商品となります。
※2008年より商標を冠した呼称に切り替えました。
※文中の商標を下記のように短縮表記しております。 FAMILIARC™→[F] |