溶接110番・溶接レスキュー隊119番


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レスキュー隊119番レスキュー隊119番長を50mm増やし、450mmにしたことでビード継ぎの必要が無くなった。(写真1)②被覆剤の改良により低水素系被覆アーク溶接棒特有のアンダカットの発生が極めて少なくなった。大きくこの2点の改良で溶接作業性が抜群に向上しました。これらの改良によって外観検査の合格率が大幅に向上しました。 B-52Bと  LB-52の比較(表3)3. ①残棒長さ、②アークスタート性、③ビード外観、④スラグ剥離性、⑤耐アンダカット性、⑥溶込み深さ、⑦耐ブローホール性、を項目に上げ作業性の比較をしました。動画で確認頂けるように、LB-52Bは、スラグ剥離性はLB-52よりやや劣るものの(止端部に若干スラグが残りやすい)棒長が50mm長いため、運棒速度がやや遅くなってもビード継ぎをせずに1本で余裕を持って仕上ることが可能です。尚、ビード外観、ビード波形はLB-52とほぼ同等です。(写真2)次に、溶接中にビード両端の止端部の停止時間を故意に短くしアンダカットの発生状況を比較したところ、LB-52Bは耐アンダカット性に優れていることが写真3でご覧頂けると思います。LB-52BはJR認定用に新たに開発したもので、4.まとめその能力が技量付加試験において十分発揮するものと確信しています。また、国内で最も多く受験されているJIS溶接技術検定や各種技量付加試験においても、その能力が十分に発揮できますので是非お試しください。㈱神戸製鋼所溶接事業部門営業企画部カスタマーサポートグループ皆川勝己【上】LB-52(棒長:400mm)【下】LB-52B(棒長:450mm)写真1LB-52LB-52Bアンダカット(深い)スラグ剥離性(良好)スラグが止端部に残りやすいアンダカット(浅い)写真3表3LB-52△◎◎◎△◎◎残棒長さアークスタート性外観スラグ剥離性耐アンダカット性溶込み深さ耐ブローホール性8LB-52】【溶接電流:140A【LB-52B】溶接電流:140A写真2LB-52とLB-52Bの作業性比較LB-52B◎◎◎○◎◎◎備考LB-52B:約120mmLB-52:約70mmほぼ同等ビード波形などほぼ同等LB-52Bは止端部に薄いスラグが残りやすいLB-52は特に運棒法に熟練が必要ほぼ同等ほぼ同等


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