溶接110番・溶接レスキュー隊119番


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は1.4φでありながら、70A程度の電流まで下げる事が出来ます。水平隅肉溶接であれば1.2t程度の薄板でも溶接可能です。しかし、線径はあくまでも1.4φですので、1.4φ用のコンタクトチップと送給ローラーをご用意頂く必要があります。また小電流用の溶接トーチをお使いの場合は1.4φが使用可能かどうか確認する必要があります。DW-1SZの使い方において一般ワイヤとの最大の違いは電源極性が異なるという事です。通常の半自動溶接では直流電源を用い、ワイヤ側がプラス極で、アース側がマイナス極の直流逆極性で使用します。しかし、DW-1SZはこれを逆にし、ワイヤ側をマイナス極、アース側をプラス極の直流正極性にして使用します。この極性の変更は溶接電源によっては使用不可の物があるので、事前に使用する溶接電源が極性の変更が可能か確認する必要があります。最も適用が簡便なのが昔から広く使われて来たサイリスタ電源です。これを用いれば写真7~8の様に結線を入れ替えるだけでOKです。もちろん古い溶接電源でも溶接作業性には全く問題はありません。DW-1SZ溶接レスキュー隊119番は溶接作業性に自信があります。インバーター電源にも結線の入れ替えだけで使用可能な物もありますが、機種によっては使用不可の物もありますので、弊社カスタマーサポートグループか、各電源メーカーにお問い合わせ下さい。【おわりに】使用方法に関しては、やや手間の掛かる印象も受けるかもしれませんが、どぶ漬け亜鉛メッキ鋼板で溶接作業を効率良く行うには最適なワイヤです。日常的に亜鉛メッキ鋼板の溶接を行っている方、都度メッキを削って溶接している方は是非一度試してみて下さい。(株)神戸製鋼所溶接事業部門営業部カスタマーサポートグループ地村健太郎表1製造寸法と適性電流範囲ワイヤ径(mmφ)下向/水平隅肉適性電流範囲(A)立向下進立向上進/上向1.4φ70~25070~25070~220写真7配線写真1写真8配線写真29


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