技術がいど2012-201501


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技術レポート[vol.532013-11]5.搭載鉄骨柱大組立2アーク溶接システまた、プロセスの効果をより高めるため、溶ムの導入事例搭載鉄骨柱大組立2アーク溶接システムの導入事例として、写真4に導入システムの外観、表4に導入システムの構成を示す。搭載システムでは溶接機にを適用、また安定稼働を目的としたチップチェンジャーを搭載しており、スライダー上の構成は従来システムに対して若干変更があるものの、スライダーのストロークや占有スペース(安全防護柵範囲)については従来システムと同じとなっている。接ワイヤには鉄骨溶接向けに開発した専用ワイヤ「MG-56R(N)」(YGW18)を搭載している。写真5に導入システムによるプロセスでの2アーク溶接を行ったコラム柱溶接部のビード外観および近傍の写真を示す。写真からダイアフラムやコラム上面に付着しているスパッタは非常に少なく、実施工によるの2アーク溶接においてもの特長である低スパッタ性を発揮できることが分かった。写真4搭載鉄骨柱大組立2アーク溶接システム表4システム構成システムタイプロボット溶接機ポジショナ搭載重量ロボット移動装置搭載鉄骨柱大組立2アーク溶接システム6軸多関節型溶接ロボットアークマンMP15トンストローク:左右12.4m前後1.15m占有スペース(安全防護柵範囲)5.3m×17.0m(7.3m×19.2m)溶接ワイヤシールドガスMG-56R(N)ワイヤ径1.2㎜100%CO2ガス写真5プロセスによる2アーク溶接時のスパッタ付着状況-5-


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