技術がいど2012-201501


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技術がいどVol.542014年9月号水素チャージなし水素チャージあり17.1%3.6%00.30510152025300.150.050.10.20.25Strainひずみ(%)-4-2m〔応力-ひずみ線図〕〔水素脆化した破面の一例(SEM観察)〕図4高張力鋼溶接金属の低ひずみ速度引張試験の一例(ひずみ速度:7×10-6/s)5.おわりに>水素は、金属材料に侵入すると材料を脆化させますが、PやSといった不純物元素と異なり、その影響が直ちに現れないやっかいな元素です。今回は、水素脆化を評価する試験方法して、他の方法に比べて、短時間評価できるSSRT試験を紹介しました。弊社でも、図3に示したSSRT試験機を1)栗原正好:鋼材の引張特性に及ぼす歪速度の影響、溶接学会誌、Vol.66(1997)、No.1、p.62)真鍋康夫ほか:100Mpa級高圧水素試験機の開発、神戸製鋼所技報、Vol.58、No.2、p.19-23神鋼溶接サービス(株)技術調査部技術室杉野毅保有しており、活用頂ければ幸いです。参考文献><<7007006006005005004004003003002002001001000010001000900900800800Stress(MPa)応力(MPa)


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