試験・調査報告


>> P.22

<5.曲げ試験>曲げ試験の結果を写真3に示します。試験片は、焦点距離-10mmの試験体を継手方向にとって行っています。試験結果をみますと溶接金属部と熱影響部との境目、ボンドで割れが見られます。レーザ溶接は、先ほどの硬さ試験の結果をみていただいてもわかりますように、溶接金属や熱影響部の硬度が母材に比べ著しく硬くなりやすい溶接です。そのため、延性が落ちやすいので注意が必要といえます。-3-溶接ビード写真3曲げ試験<6.さいごに>今回は、レーザ溶接試験体の各種試験結果を見ていただきましたが、いかがでしたでしょうか。レーザ溶接は、最近は半導体レーザやファイバーレーザなど各種特徴をもったレーザが溶接の分野でも注目されており、今後も発展していくことでしょう。今後、レーザ溶接に興味をもたれた際、今回の紹介がみなさんの一助になれば幸いです。神鋼溶接サービス(株)技術調査部技術室小橋泰三


<< | < | > | >>