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技術がいどVol.512011年4月号-3-溶接方向ひずみ付加点試験ビードバレストレイン試験によらない割れやピットバレストレイン試験による割れ割れの実例図4割れ発生状況の模式図<3.高温割れの評価>図4の放射状の割れから、「最大割れ長さ」、「割れ数」および「総割れ長さ」を得ることができます。実際の割れの計測では、様々な形態を示し、判断が難しい場合があります。そこで、一般的には下記の要領で計測されています。(1)割れが蛇行していても、直線とみなして長さを測定する。(図5のa)(2)割れが断続的に発生していても連続した1個の割れと見なせる場合は、割れ個数は1個として数え、割れ長さは両端部間の長さを測定する。(図5のb)(3)割れがクレータ端部から等凝固線を結ぶ最短距離線上から大きく外れて発生している場合も、クレータ端部から等凝固線を結ぶ最短距離を割れ長さとする。(図5のc)(4)個々の割れ長さを合計して、総割れ長さを求める。(図5のa,b,cの和)「最大割れ長さ」は、バレストレイン試験で最も重要な値であり、さらに熱電対による温度測定を行うことで、図6のようにBTRを得ることができます。同時に、曲率半径Rを変更してひずみ量を変えたバレストレイン試験を実施することで、複数のBTRを得ることができます。得られたBTRをまとめると、図7の斜線部のように高温延性曲線を作成することができます。直線①のひずみでは、割れは発生しません。直線③のようにひずみ量が大きく、図7の斜線部と交差する場合は、割れが発生します。直線①と③の間で、図7の斜線部と接する直線②を限界曲線、勾配Tanθcを限界変位率(CST:CriticalStrainRateforTemperature)と、それぞれ呼び、凝固割れ感受性を示す重要な指標と考えられています。「割れ数」および「総割れ長さ」は補助的な値とされますが、一般にひずみ量が大きいと増加します。割れ①abc凝固開始線(液相線)da,b,c:計測する割れ長さd:誤った測定例割れ②割れ③図5割れ長さの計測の模式図