新人営業マンのための溶接基礎講座


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年月号(夏号)|10「各種鋼材とその溶接材料について」ーゲート、ローラーの無いスライダーゲートに分かれます。構造的には、門扉に格子状の補強材がある桁構造や補強材のないシェル構造があります。桁構造は水平方向には強いが、鉛直方向には弱いと言われています。図は複葉型桁構造ローラーゲートの一例です。径間に比べて門扉高の低い堰などは、水平・鉛直の両方向に強いシェル構造を用います。桁構造を例に溶接を見てみましょう。門扉は図および図に示すように桁が格子構造で、片面にスキンプレートがあり、もう片面は桁が露出したままになっています。両面をスキンプレートで覆わないのは、門扉が密閉状態になると内部の空気で浮力が生じ、スムーズな開閉ができなくなることを避けるためです。れ、SUSN用の溶接材料が追加されました。戸当りの補強に普通鋼の型鋼を使うことがありますが、この場合は異材溶接となりDW系のワイヤが使われています。水門の溶接は多くがすみ肉です。桁や戸当りに沿って水平・縦向のすみ肉が行なわれます。板厚にもよりますが、脚長〜mmが多いようです。水門の溶接部にはビード形状が良く、スパッタが少ないことが必要なため、能率も勘案して多くのお客様では、フラックス入りワイヤが使用されています。フラックス入りワイヤなど水門に使われる神戸製鋼ステンレス溶接材料を表に示します。.おわりに水門が作られる箇所は川と海ですが、その境界がどこ門扉は、スキンプレート、桁共にSUSが使用され、か皆さんご存知でしょうか。溶材は系が用いられます。DWやDWLなどのフラックスワイヤが数多く使われています。戸当りはステンレスでも高強度が要求されるため、窒素(N)が多く含まれたステンレス鋼SUSNを使うことがありますが、この場合はDWNで溶接します。SUSNの使用量増加に伴い、年ステンレス鋼被Z)、溶接用ステンレス鋼溶覆アーク溶接棒(JISZ)ステンレス鋼ア加棒及びソリッドワイヤ(JISーク溶接フラックス入りワイヤ(JISZ)が改定さ正式には河口でしょうが、その地点を決めるのはなかなか難しく、一説では河口に一番近い橋の下流からを海として考えるところもあるようです。潮の高さや川の流量で淡水域、汽水域、海水域が替わりさらに水門に使われる鋼材も変るわけで、その境界を知ることが重要のようです。(!神戸製鋼所溶接カンパニー営業部カスタマーサポートセンター北海道担当)菅原孝志図桁構造の概念図TIG溶接用溶加棒TGS-308TGS-308LTGS-316TGS-316LMIG溶接用ワイヤMGS-308MGS-308LSMGS316LSTGS-347MGS-347STGS-310TGS-329ETGS-309TGS-309LTGS-309MoLMGS-309MGS-309LS図複葉型ローラーゲート図面ステンレス鋼の規格被覆アーク溶接棒MAG溶接用ワイヤ表神鋼ステンレス鋼用溶接材料図門扉の写真NCシリーズNewNC-38NC-38LNC-36NC-36LNC-39NC-39LDW-308DW-308LDW-316DW-316LDW-347DW-310DW-329ADW-309DW-309LDW-309MoLDW-TシリーズDW-T308LDW-T316LDW-T309LNC-37NC-32NC-30NC-329MNC-39MoL主な成分18Cr-8Ni18Cr-8Ni-低C18Cr-12Ni-Mo18Cr-12Ni-Mo-低C18Cr-8Ni-Nb18Cr-8Ni-Ti25Cr-20Ni22Cr-5Ni-Mo-N25Cr-12Ni25Cr-12Ni-低C25Cr-12Ni-MoJIS規格SUS304SUS304LSUS316SUS316LSUS347SUS321SUS310SSUS329共金溶接SUS309Sおよび異材溶接


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