新人営業マンのための溶接基礎講座


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「各種鋼材とその溶接材料について」.溶接材料表に推奨溶接材料、表・〜・に推奨予熱温一般的な炭素鋼系耐磨耗鋼板の溶接材料の選定につい度の一例を示します。て述べます。!溶接性(耐割れ性)を重視し、溶接金属の要求性能が下記①・②の場合(継手溶接)①単に接合する場合軟鋼またはN/"級高張力鋼用低水素系溶接棒またはMAG溶接用ソリッドワイヤの使用をお奨めします。②母材に近い強度を望む場合N〜N/"級高張力鋼用低水素系溶接棒またはMAG溶接用ソリッドワイヤの使用をお奨めします。耐磨耗性を重視している場合(肉盛溶接)耐磨耗鋼板の硬度に合わせて各種硬化肉盛系の溶接材料を選定します。"以上、耐磨耗鋼板の溶接について述べてきました。耐磨耗鋼板には多くの種類と使用目的がありますので、皆様がお客様からお問い合わせがあった場合は鋼板の種類は何か、溶接ビードに対する要求性能は何か、などを把握する必要があります。また、鋼板の種類によっては耐割れ性を考慮して予熱温度が異なりますので注意が必要です。ご不明な点が発生した場合は幣社までお問い合わせの上でお客様にお奨め下さい。(#神戸製鋼所溶接カンパニー営業部カスタマーサポートセンター東北担当)笠原和夫表耐摩耗鋼板と一般鋼の機械的性質の一例引張強度(N/")(ブリネル)硬さ鋼材JFE-EH400HARDOX400軟鋼490N級高張力鋼590N級高張力鋼780N級高張力鋼42240011113816620013161245400490590780表・代表的な耐磨耗鋼板の推奨予熱温度(継手溶接)鋼材K-TENAR360CK-TENAR400CK-TENAR500C板厚12mmt以上予熱温度50〜150℃以上の予熱が必要表代表的な耐磨耗鋼板の推奨溶接材料溶接部の要求鋼材被覆アーク溶接推奨溶接材料炭酸ガスアーク溶接混合ガスアーク溶接単に溶接する場合または母材に近い強度を望む場合(継手溶接)AR360CAR400CAR500CK-TENK-TENK-TENJEF-EH360JFE-EH400JFE-EH500HARDOXHARDOX400500耐磨耗性を重視する場合(肉盛溶接)JFE-EH360JFE-EH400K-TENK-TENAR360CAR400CMGS50MGS63BMBS70MGS80LB47ALB52LB52ULLB62LB62ULLB106LB116LB80ULHF400HF450HF400HF450MG50MG1SE50TMG60MG70MG80DWH450DWH450DWH450DWH450表・代表的な耐磨耗鋼板の推奨予熱温度表・代表的な耐磨耗鋼板の推奨予熱温度(継手溶接)(継手溶接)板厚(!)鋼材LB62(℃)MG50(℃)鋼材板厚*(!)t1+t2+t3すみ肉溶接予熱温度(℃)JFE-EH360JFE-EH400JFE-EH5001940204019407510010017512517550100501007512540以下常温HARDOX40040〜6060〜10075100*備考t1+t2+t3板厚ttt(t)年月号(秋号)|10


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