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アーク干渉近年、2本のトーチもしくは一体型トーチによさて、このアーク干渉が発生するとアークが不り2つのアークを同時に発生させる高能率な溶安定となり健全な溶接ができません。そこでタン接法(以下「タンデム溶接」)が多く適用されてデム溶接にはアーク干渉を緩和するためにいます。この溶接法は通常のシングル溶接と異様々な工夫が施されています。例えば、直流定なり、2本の電極が接近しているため、お互いの電圧電源を使用する場合は先行極のアーク電電極が影響を及ぼし合いアークが偏向するなど圧を極端に絞ります。アークが溶融池に埋もれの干渉が見られることがあります。ているような状態にし、アークを隠すようにするこ一般的に導線に電流を流すと磁力線が右とにより干渉の影響を受けにくくします(図3)。まねじを回す方向に発生します(右ねじの法則)。た、パルス電源の場合は電流の大きなピーク期シングル溶接の場合は電極を中心とした同心間と電流の小さなベース期間が存在するため、円状の磁界となります(図1)。いっぽう、タンデム2つの電極のパルス区間を制御する必要があり溶接の場合は電極それぞれの磁界が作用し合ます。パルス区間の制御を行わないとそれぞれい電極の内側と外側で磁力線の密度が異なっの電極がピーク期間とベース期間となった時なてきます。例えば電流が同じ方向に流れているどに、ピーク期間の電極側へもう一方のアーク場合、2つの電極間では磁力線が反対方向とが引かれやすくなります(図4)。なるため打ち消しあう形となり、外側の磁力線にタンデム溶接におけるアーク干渉は、電極間比べ「疎」となります。その結果、電極に対しての距離、使用電流域、シールドガス、溶接材料内側に引き寄せる方向に力が働きます。アークの材質により発生状況や抑制方法が異なりまはフレキシブルですからお互いに引合い干渉すすが、先に述べた溶接条件や溶接電源の制御ることになります(図2)。また電流の大きさが異によりアークの安定が図られ、健全な溶接が可なった場合は、大電流側に小電流側のアーク能となっています。が引っ張られる形となります。このアーク干渉は電極間の距離が小さいほど、また電流が大きい(㈱神戸製鋼所溶接カンパニー技術開発部場合や電極の電流差が大きいほど発生しやす小川亮)コンタクトチップ溶接ワイヤ電流磁界電流密アーク磁界電流密疎力図1シングル溶接における磁界図2タンデム溶接における磁界と力くなります。063