用語解説


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インバータよくテレビのコマーシャル等で「インバータはありますので、部屋の温度が適温の時はモータを効率が良い」とか「消費電力が少ない」とかを耳ゆっくり回転させたり、急速に冷やすときには高にします。速に回転させたりと、きめ細かく制御することがインバータとは簡単に言うと図1にあるような可能になりました。「直流→交流変換器」のことです。つまり、それまで「回転=ON」と「停止=OFF」直流とは、図1の左側にあるように常に一定のしかなかった制御方式に対して、状態に応じてき符号の電流のことです。これに対して交流とは正め細かい効率的な制御ができるようになりまし弦波状に正負を繰り返して動く電流のことです。た。これが「インバータを使っている機器は効率インバータには、この変換機能とともに「変換が良い」とか「消費電力が少ない」と言われていした交流の周波数を自由に変えられる」という素る理由です。晴らしい機能があります。インバータはその制御方法がむずかしくかつ制我われの家庭には交流のAC100Vの電気が配電御機器が高価であったため、これまである特定のされています。またその周波数は東日本であれば分野でしか使用されていませんでした。しかし、50Hz、西日本であれば60Hzです。50Hzというの電子機器の発達とともに制御回路が安価になり、は、1秒間に正負を50回往復する電気が配電されエアコンや冷蔵庫等の家庭用電気機器にまで利用ているということです。されるようになりました。これまで家庭のエアコン等に使用されている交ロボットや溶接電源を初めとする産業用機器の流用のモータには、これらのAC100Vをそのまま分野では、10年以上前からインバータを使用し、入力して回転させていました。これだとモータはきめ細かな制御を実現しています。「1秒間に50回(60回)という高速な回転」あるいは「停止」の2つの状態でしか制御できません。このエアコンにインバータを使うと、「変換した交流の周波数を自由に変更できる」という機能が(2001年6月号)交流の周波数を自由に変更できる交流交流直流インバータ(直流→交流変換器)図1インバータの機能241


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