用語解説


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硬さ「硬さ」は、日常よく使われている親しみのある言ど低温割れが発生しやすくなります。図1は、鋼材の葉で、溶接業界においても盛んに溶接部の硬さが測定熱影響部の最高硬さがHv390を越えると低温割れが発されています。生した実験例を示したものです。実際の構造物では、硬さを測定する方法はいろいろな研究者によって考低温割れ防止の面から最高硬さがある臨界値を越えな案されていますが、現在広く適用されている硬さ測定いように、予熱・パス間温度あるいは後熱処理などの方法は、ブリネル(HB)、ビッカース(Hv)、ロックウ施工上の管理が実施されています。ェル(HR)、ショア(HS)の各方法で、これらの測定方耐摩耗性との関係については、図2に示すように、法はJISに規定されています。一般に硬いほど耐摩耗性は良好です。表面硬化肉盛溶同一材料を異なった硬さ測定法で測定した場合、測接関連では、その部品が使用される摩耗環境により要定値は異なった値となります。ASTME140には、銅、求される耐摩耗性に応じて、所定の硬さの出る溶材がNi合金、非オーステナイト系鋼(炭素鋼など)などの選定されています。鋼種ごとにビッカース、ロックウェル、ブリネル硬さまた、切削性との関係については、硬いほど悪くな間の数値対比表が記載されています。また、神戸製鋼る傾向です。Hv350まではハイス系の工具で切削できの赤カタログには炭素鋼についての、ショアー硬さをます。これを越えた場合、およそHv700までは超硬合金含めた4種の測定法間の数値対比表を記載していま系の工具で切削できます。Hv700を越えると、切削は極す。めて困難となります。硬さは、溶接金属の引張強さ、耐割れ性、耐摩耗性以上、硬さの概略を説明致しましたが、その測定におよび切削性などの諸性能と密接に関係しています。あたっては、条件により大きくバラつくことがありまこれら諸性能を調査するには、溶接部から試験片をとすので十分な注意が必要です。(1987年3月号)ったり、手間のかかる試験を行わなくてはなりません。これに対し、硬さの測定は非破壊的で、かつ、簡単ですので、硬さとこれら諸性能との関係を実験で調査しておけば、硬さの測定により比較的容易にこれら諸性能を推定することができ、大変便利です。硬さと引張強さの関係については、その関係式が各実験者により求められています。その一例を表1に示します。鋼種、条件により実験式が異なりますが、いずれも直線関係になっています。実際の使用条件での関係式を求めておけば、製品溶接部の引張強さを硬さで想定することができます。耐割れ性(低温割れ)との関係につていは、硬いほ表1種々の実験者による種々の材料の硬さHvと引張強さとの実験式材料実験式加工処理条件実験者(遊離析鋼セメンタイトををく除)含む過共2S,25S圧延板1mmφ加工Hv=および300〜200()焼なまし元森財満・平山西畑1mmφ加工Hv=および450〜150()析出処理1mmφ加工Hv=および360〜200()焼なまし〃〜=8018)〃=200〜250)(Hv(Hv0.5焼なまし2〜mmφ加工および200=(Hv〜550〃〃〃〃〃)炭素鋼Hv≒2.8σBAlHv≒2.85σ+5Bばね用洋白板Hv≒2.5σ+40BBe-CuFe-Ni合金Hv≒2.67σ+B合金線Hv≒2.5σ+40BσB-30σ+110Bσ+100BCu-Ni線Hv≒3.5りん青銅線Hv≒1.3ステンレス鋼線Hv≒2.534


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