用語解説


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ネットワークネットワークという言葉は、元々は放送用語で、同じ層との連絡方法(プロトコル)が規定されて一つのキー局を中心に放射状に子局がつながっています。これによって、下記のプロトコルを揃えいる様子を表すものでした。その内に、放送の枠ることによって異機種間の接続や通信が可能になにこだわらず、組織と組織の情報交換を中心に、っているのです。表2に代表的なプロトコルを示つながりや連帯の様も指すようになりました。します。現在では、コンピュータ技術の進歩によって、これまでの説明は抽象的なものですが、実際の放送関係に限らずコンピュータとコンピュータのネットワークの実現には、色々なハードウェアが接続による情報、データのやりとり等、情報通信必要になり、その機能や取扱いについては様々で、全般を指すようになっています。マルチメディアの発展とともに変わっています。情報通信のネットワークは、’77年にISO1)により発表され、’84年にCCIT2)で承認されたOSI3)に沿って、整備が進んで来ました。近年のインターネットの普及は、まさにその典型と言えるでしょう。ネットワークの仕組みを理解するために、簡単にOSIの中身について説明します。一言、ネットワークといっても、その内容は物理的な接続から業務処理に必要な内容まで多岐にわたっています。これを整理したものがOSIです。表1にOSIのモデルを示します。OSIでは、通信に必要な処理機能を7つの階層(レイヤー)に分けて、一つ一つの層では処理の内容を決めるとともに、層ごとには一つ上または下の層に対するインターフェースと、通信相手の意注1)ISO:International国際標準化機構StandardsOrganization:InternationaleConsultatifTelephonie:2)CCIT:Comitephieet国際電信電話顧問委員会。現在はIT(InternationalTelecommunicationsとして活動。Union;国際電気通信連合)deTelegra-3)OSI:Open開放型システム間相互接続SystemInterconnection:(2000年2月号)表1OSI参照モデル表2各層の代表的なプロトコルレイヤ番号大分類層名内容層名ネットワーク・プロトコル名7654321アプリケーション層ネットワークとアプリケーションの通信方法を規定アプリケーション層プレゼンテーション層上位層データの符合化・変換、ファイルフォーマット、データ表現の処理を規定(コード変換、暗号化、データ圧縮)プレゼンテーション層セッション層ネットワークOSやLANアプリケーション(NetWare,LANManager,HTTP,FTP,Telnetなど)セッション層通信路の確保と維持、セキュリティ、ロギング、トラッキングの処理を行うトランスポート層メッセージ構造、配送、エラー検査(後先になって受信したパケットを送り出した順に並べ直し上位層へ渡す)ネットワーク層経路制御、アドレス付け、検証を行う(どのように中継するか、パケットという形式にまとめて送受信)データリンク層ノード間のフレーム転送を行う(データの受け渡し方を定義)物理層インターフェース、ハードウェア、ケーブル、通信媒体(ケーブルやコネクタの機械的電気的特性を定義)中位層下位層トランスポート層TCPUDPSPXIPXNetBEUIAppleTalkネットワーク層IPデータリンク層物理層EthernetTokenRing(IEEE802.3)(IEEE802.5)FDDI,TPDDIX3T9.5)(ANSILocalTalk(RS―422)伝送媒体ツイストペア同軸ケーブル光ファイバ253


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