用語解説


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フラックス入りワイヤフラックス入りワイヤは、裸ワイヤであってその内ラグ)に分類することができます。部にアークの安定化、脱酸合金元素添加などの目的で表1に、それぞれのフラックス系ワイヤによる溶接フラックスが充填されているワイヤであり、俗に複合性の相違を示します。一般的には、チタニア系はビーワイヤとも呼ばれています。呼称としては、JIS制定時ド外観・形状が良く、全姿勢での作業性(スパッタ、(JISZ3313,1982年)に、“フラックス入りワイヤ”がアーク安定など)に優れていますが、切欠靭性、耐割正式なものとなっています。れ性がやや劣ります。逆に塩基性系は、切欠靭性、耐フラックス入りワイヤの種類は、ガスシールド用、割れ性が優れていますが、ビード外観・形状および溶セルフシールド用およびエレクトロガス用に大別され接作業性が劣っています。ます。ガスシールド用ワイヤは、近年、生産量が急激なお、わが国では市販炭酸ガスアーク溶接用フラッに増加し、その品種も一般の軟鋼・490N/㎜2級高張力クス入りワイヤのほとんどが、チタニア系フラックス鋼用のほかに、低温用鋼、高張力鋼、ステンレス鋼なとメタル系フラックス入りワイヤです。どの多くの鋼種を対象としたものが製品化されていまなお、メタル系は、スラグ形成剤を含まず、特性はす。ソリッドワイヤに類似していますが、耐割れ性、能率フラックス入りワイヤの大半は、薄肉の帯鋼を成形性などの点で、スラグ系より優れた特性をもったものロールし、折り曲げ加工しつつ、内部に約10〜30%(ワです。炭酸ガス100%シールドにおいても、チタニヤ系イヤ全重量に対する重量比)のフラックスを巻き込まと勝るとも劣らない溶接作業性をもった(低スパッタ、せ円形に成形し、さらに伸線加工して製造されます。ソフトなアークなど)メタル系ワイヤも開発されていワイヤ径は、1.2〜1.6㎜φを中心に使用されています。ます。このメタル系ワイヤは、鉄骨、産機、車両などワイヤの内部に充填されるフラックスは、溶接金属の各種業界において、ソリッドワイヤに代わってそのの機械的性質、耐割れ性、耐気孔性および溶接作業性使用拡大が進んでいます。などの諸性能を考慮し、スラグ形成剤、アーク安定剤、なお、フラックス入りワイヤは、その構成上、ソリ脱酸剤、合金剤および鉄粉などから構成されています。ッドワイヤとは異なり、種々の技術要素を容易に付加充填フラックスは、そのタイプにより“スラグ系”多できるものであり、“溶接の未来を切り開く溶材”のひ量のスラグ形成剤を含む)と“メタル系”鉄粉主体)とつと言えるでしょう。に分けられ、さらにスラグ系はスラグの塩基度などから、チタニヤ系(酸性スラグ)と塩基性系(塩基性ス(1987年1月号)表1作業性溶接性フラックスの種類による特性の相違充填フラックスの種類項目スラグ系チタニヤDW(神戸製鋼――系ワイヤ)塩基性系(メ)タル系は神戸製鋼――MXワイヤビビア溶スススヒーードド外形ーク安定滴ッググパララュタののー移発被は生包くム観状性行量性離量靭ml素欠切拡散性水素量(酸耐Xペイント割線鋼板量に対れ性する/100gppm性))性能耐気孔性(しに美平坦良近いい好スプレー状移行小粒できわめて少ない良良普好好通気やや不良凸味良好粒状移行い大粒不良やや不良い多で多不良(普凸気味(平たんに近通))いスプレ(小粒できわめてー状移行))ない少好やややや良粒状移動(やや極不普い少良通多〜〜普2600普良やや通15900通好い弱優1450優良良〜〜秀4650秀好好良1600優良良〜〜好3700秀好好特記事項溶着効率70〜90%溶着効率70〜85%で①低電流②溶着効率短絡移行90%〜95139


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