用語解説


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溶接用フラックス溶接用語で「フラックス=溶剤」とは主に、被覆アーす。一方、モリブデンやニッケルのように化学反応をク溶接棒では被覆剤、フラックス入りワイヤでは外皮介して精錬される原料もあります(図2参照)。金属に包まれている粉末原料の総称を指します(図1また、クロムやマンガンにおいて、純度の高い参照)。サブマージアーク溶接では散布するフラック(>99%)金属原料を製造する場合は鉱石を硫酸溶液スを指しますが、焼結型および溶融型が存在します。に溶解し、金属塩とした後、電気分解を行う電解法がアーク溶接においては、ソリッドワイヤを用いたガス用いられます。シールドアーク溶接以外の全てにフラックスが用いらまた、マグネシウムに関しては、海水中の塩化マグれます。ネシウムを電気分解して金属マグネシウムを精錬さ各溶接材料において形態は異なるものの、主に以せる電解法やピジョン法があります。ピジョン法は、低下を目的として各溶接材料に添加されています。沸点(約1100℃)であるマグネシウムの特性を利用し1)溶接金属の脱酸2)強度や耐食性等の向上3)アークの安定化4)溶融金属の外気からの遮断5)良好なビード形状の形成た方法で、マグネシウム合金を精製する主な方法であり、鉱石に還元剤(Fe-Si)を混合してペレット状にし、高温真空下で加熱すると還元されたマグネシウム蒸気が冷却部に凝結します。このような過程を得て精錬された金属原料を電気炉等で合金化した後、数百μm~数μmに粉砕し、フラックス原料として使用します。各原料の特性や組合せ、添加量および粒度等にまたはニッケルのような硬く粉砕できない原料は溶より溶接作業性、スラグ発生量、溶接金属の機械性融させた金属を噴霧、凝固させるアトマイズ法等(水能、拡散性水素量等、溶接品質および溶接性能に噴霧法)により、粉末原料とする場合もあります。関わる様々な因子に影響を及ぼします。大きく分類すると以下に分類され、弊社では製品②天然鉱物:に応じて約数百種類のフラックス原料を使い分けてルチール、イルミナイト、ジルコンサンド、長石、います。①金属原料:蛍石、マイカ、炭酸カルシウム等これらは採掘される天然鉱物そのものを選鉱および粉砕して用いる原料であり、例えばルチールは主モリブデン鉱(輝水鉛鉱)(MoS2:0.2~0.5%)硫化モリブデン精鉱MoS2:86~96%三酸化モリブデンパラモリブデンアンモニウム浮遊選鉱焙焼、脱硫アンモニア抽出水素還元金属モリブデン粉末図2モリブデン原料の製造工程2011年6月金属Mn、金属Cr、金属Ni、Fe-Mn、Fe-Si、Al-Mg、金属Mo等一般的には鉱石を浮遊選鉱して純度を上げた後、コークス等の還元剤を添加して電気炉で還元、またはアルミニウムを用いたテルミット還元にて精錬しまフラックス金属外皮芯線被覆アーク溶接棒フラックス入りワイヤ図1溶接材料断面構造443


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