用語解説


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用語解説溶接割れ感受性指数構造物の溶接施工で最も気を使生傾向をy形溶接割れ試験で調査共通しています。そして、PCはうのが溶接部の割れの防止です。した結果にもとづき提案された指これらの因子をひとつの指標とし割れは溶接金属の凝固割れに代表標で、1)式で表されます。図1にてまとめた点に大きな意義があるされる高温割れと冷却過程や時間PCとy形溶接割れ試験における予といえます。が経過してから熱影響部や溶接金熱温度の関係を示しますが、PC実構造物の溶接では、PCから属で発生する低温割れに分けられの増加とともに割れ防止に必要な求められる割れ防止予熱温度よります。このうち、低温割れの起こ予熱温度は高くなります。溶接にも低い予熱温度で低温割れを防止りやすさを指標として表したもの先立ちPCを計算すれば図1からできることが多いようです。これが溶接割れ感受性指数です。ここ適切な予熱温度を確認できます。は実構造物の溶接継手の拘束度がでは、PC、PCM、PWを紹介します。ここで、PCの各項を見てみま板厚の20〜40倍程度であるのに対PCは種々の化学成分からなるしょう。PCM(溶接割れ感受性組し、y形溶接割れ試験では約70倍高張力鋼の熱影響部の低温割れ発成)は、鋼板の低温割れ感受性をと大きいからです。そのため、PC○断面割れ率●▲0%1〜10%11〜50%51〜100%断面割れ率0%化学成分から評価するのに適しては安全側に立った割れ防止条件のいて、PCMが高くなると低温割れ目安として活用されています。が起こりやすくなります。また、PCをさらに実用的に発展させ▲拡散性水素量や板厚の増加に伴いた指標が(2)式で表される構造物割れない割れる低温割れの危険性が増すことはよの割れ感受性指数PWです。実構20015010050予熱温度T(℃)く知られています。このように、造物の溶接では、入熱や予熱方法PCの各項は個々には異なる因子などに応じて溶接部の冷却状況がですが、低温割れを促進する点が異なり、割れ発生傾向も変化します。したがって、PWと図2の割限界冷却時間(tc)crれ発生限界冷却時間の関係から割れ防止条件を選択することが推奨されています。低温割れ感受性を表す3種類の指標を紹介しましたが、各指標の特徴を生かしながら鋼材・溶接材割れ発生料ならびに施工条件の適切な選定に活用されることが期待されます。断面割れ率0%1〜10%11〜50%11〜100%割れなし3,0002,8002,6002,4002,2002,0001,8001,6001,4001,2001,0009008007006005004003002001005010溶接直後から100℃までの冷却時間(sec)▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲T(℃)=1440Pc-392▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲0.200.30Pc0.40図1PCと予熱温度の関係……………(1)……(2)PC=PCM+H/60+t/600PW=PCM+H/60+RF/400000ここでPCM(%)=C+Si/30+Mn/20+Cu/20+Ni/0+Cr/20+Mo/15+V/10+5BH:溶着金属拡散性水素量(グリセリン法6による値、1.0-5.0ml/100g)t:板厚(19-50㎜)RF:拘束度(5000-33000N/㎜・㎜)0.200.300.40Pw図2PW値と割れ発生限界冷却時間の関係(㈱神戸製鋼所溶接カンパニー技術開発部)西山繁樹20


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