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溶接ワイヤ包装容器溶接ワイヤ包装容器は容量により形態が異なり、フランジが開き溶接ワイヤと溶接ワイヤの間に隙間が比較的少量用のスプールと大量用のパック(ペール生じます。そしてその隙間に別の溶接ワイヤが食込パック)があります。み、送給停止の原因になることがあります。スプール共通して求められる機能は、重量の重い溶接ワイは、両手でスプールの外側からしっかり持つことが必ヤを損傷なく輸送・搬送できるだけでなく、ワイヤが錆要です。びないこと、また滑らかに送給できることです。そのたパック品は蓋を閉め、屋内に保管した通常の場合、め溶接ワイヤ包装容器には防錆、送給性に対してパック内の溶接ワイヤは錆びないように設計されてい様々な工夫がされています。ます。しかし蓋を開け、外気にさらされた状態で放置このスプールとパックの包装容器としての機能を損していると、外気に含まれる水分により錆が発生するねず、より良くご使用いただけるようにお願いしたいこことがあります。長期間使用されない場合は、埃などとは次のとおりです。の異物や水分(湿気)混入を防ぐために蓋を閉めてスプールは通常、防錆紙または防錆フィルムで巻保管してください。かれた状態で、段ボール箱の中に入っています。溶溶接ワイヤはパック内では整然と収納されていま接ワイヤは使用する直前までこのフィルムを剥がさなすが溶接ワイヤの種類、径で様々な硬さをもっており、い状態で保管するようにしてください。フィルムには挙動も異なります。溶接ワイヤを滑らかに引き出すた特殊な防錆成分が含まれており、錆の発生を防ぎまめに、専用の押え板や内筒が付属されています。溶す。ただ保管場所で錆の発生のしやすさは大きく変接時は押え板や内筒はそのままでご使用ください。わりますので埃などの異物混入や水分(湿気)には十またパックには通常2個の吊手があります。クレー分ご注意ください。ンで吊る場合は吊手の数だけフックを通し、吊手がスプールの材質は軽量かつ絶縁性からプラスチッ平行になるように吊り上げてください。片吊りなどは決クが一般的に使われています。して行わないようにしてください。当社スプールは変形に対し十分に強度を持つように工夫、設計がされていますが、図2のようにスプー(KOBEウェルディングワイヤ(株)製造部技術Gルを片方のフランジだけで持つと不安全なだけでなく、荒木啓淑)悪い保管例正しい保管例図1スプールの保管悪い持ち方の例正しい持ち方の例図2スプールの持ち方悪い吊り方例良い吊り方例図3パックの吊り方303