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EWSEWSとはEngineeringWorkStationの略で、エ計を行う機械系CAD,工業製品・建築などの外観ンジニアリング分野で使用される高性能な小型コシミュレーション――です。また、エンジニアリンピュータを指します。適当な訳語はなく、通常ング分野だけでなくオフィスでの電子印刷(DTPエンジニアリングワークステーションあるいは単=DeskTopPublishing)システム、会計システムにワークステーションと呼んでいます。などにも用いられています。EWSは図に示すように、高性能なマイクロコンEWSは1973年にコピー機で有名な米ゼロックピュータ(マイコン)、大容量の主記憶(半導体メス社のパロアルト研究所内で開発されたAltoといモリ)、補助記憶装置(ハードディスク)、高速通うシステムにその発祥を見ることができます。そ信を行うネットワークインタフェースを納めた本の後、1980年代後半に高性能な32ビットマイコン体、高機能な表示装置(ビットマップディスプレが登場したことにより、高性能でしかも安価なイ)、入力装置(キーボード、マウス)などから構EWSが発表され、その普及に拍車がかけられまし成され、多様な業務に対応できる多機能性と、いた。また、マイコンの飛躍的な高性能化はEWSろいろな作業を並行して行える操作性を備えていと下位に位置づけられるパソコンの高性能化と低ます。また、基本ソフトであるOS(Operating価格化を推し進めています。そこで、EWSとパソSystem)にはUNIX*(ユニックスと読む)が多くコンをネットワークで有機的に結び付けた高性能採用されています。基本的な構成はパーソナルコで安価なシステムを、従来の汎用大型コンピューンピュータ(パソコン)と同じですが、使用目的タによる高価なシステムと置換える「ダウンサイの違いから処理速度や取扱えるデータの量はジング」が、ここ数年米国を中心に進められていEWSが優れています。ます。日本でも、このダウンサイジングが徐々に代表的な適用分野は、従来机上で行っていた設進められていくものと思われます。計作業を画面上でコンピュータの力を借りて効率*:UNIXは米国AT&T社の登録商標です。的に行うCADシステム――例えば、回路設計・シミュレーションを行う電気・電子系CAD,機構設(1992年2月号)183