用語解説


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FRP,FRM材料を組合せて、単独の材料にはない特長を加に比較し比強度が高い点にあります。味したものに複合材料があります。そのため、戦後、米国でボートのようなものか複合材料として広く知られているものに、繊維ら実用化が進み、40〜50トン級の漁船が造られる強化プラスチック(FRP),繊維強化金属(FRM)ようになり、最近では、航空・宇宙のような先端をはじめ繊維強化セラミックス(FRC),ガラス繊技術分野やスポーツ・レジャー用品まで各種産業維強化コンクリート(GRC)や酸化物分散強化合分野に広く浸透しています。金(ODS)などがあります。今回はこの内、FRPFRMは、FiberReinforcedMetalsの頭文字をとFRMについて解説しましょう。取ったものです。FRMはマトリックスが金属であFRPは、FiberReinforcedPlasticsの頭文字をり、この中に繊維を入れて強化したものです。繊取ったものであり、マトリックスのプラスチック維には炭化珪素、炭素繊維、ボロン繊維、アルミに繊維を入れて強化したものです。マトリックスナなどがあります。になるプラスチックには、ポリエステル、エポキFRMはマトリックスが金属であるため、FRPシ、ナイロンやポリカーボネイトなどが用いられに比較してより高温で使用することができるととています。また、繊維には、ガラス繊維、炭素繊もに、引張強度、圧縮強度に優れています。また、維、ボロン繊維やアラミド繊維などが用いられて複合させる繊維には短繊維と長繊維がありますいます。が、一般的に、繊維の量が増すほど強度が高くなFRPの特長はプラスチックのもつ、軽量で加工ります。性がよい、耐食性、耐水性、電気特性などに優れFRMの製造法には、溶融法と固相法がありまている点とともに、図1に示すように金属やFRMす。104m溶融法は一般に強化繊維に溶融金属をなじませるために、真空吸引したり繊維の表面を改質したりします。一方、固相法は拡散を利用して一体化する方法ですが、繊維と金属を混合あるいは積層したものをホットプレスして作ります。FRMはSiCウィスカ強化アルミニウム合金としてディーゼル・エンジン用ピストン頂部の耐摩環に、ボロン繊維強化アルミニウム合金としてスペースシャトルの支柱材料に使用されたりしていますが、それ自身が高価なこと、接合を含めた加工性に未解決の問題が多いことなどから、現状では、まだ使用範囲が限られて106mいます。(1989年1月号)187


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