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藤沢0466―20―3000溶接110番大阪06―206―6400フラックス粒度と溶接電流サブマージアーク溶接に使用するフラックスには、銘柄によって粒度が何種類もありますが、どのように使いわけをするのですか。(兵庫県Y鉄工)サブマージアーク溶接に使用されるフラックスには、・造粒したものなので、細かい粒子まで含むと粒子によ製造方法により、溶融形フラックスと焼成形フラックスり組成が異なる場合がありますので安全を見て細目粒子の2種類に大別されます。を除いており、一部を除いて一銘柄一粒度になっていま溶融形フラックスは、配合した原料鉱石を1,200℃以す。上の高温で溶解し、急冷凝固・粉砕・整粒などを行って溶融形フラックスは、銘柄により種々の粒度があり、製造します。溶解工程があるため、脱酸剤・合金剤・鉄一般に粗い粒度のものは細かい粒度のものに比べ見掛け粉などの添加が不可能で、外観はガラス状を呈していま密度(嵩比重)は小さくなります。これは粗い粒子ばかす。りですと粒子と粒子の空げきが広くなるためです。また焼成形フラックスは、配合した原料を混合し、水ガラス粒子の空げきが広くなりますと通気性が良くなりガスがを添加して造粒して、焼成・整粒を行って製造します。逃げやすくなります。高温(800℃程度)で焼成する焼結フラックスは、炭粒度が変わると、溶接条件が同じでも溶接結果に差が酸塩などのシールド剤が添加できず、脱酸剤・合金剤の生じる場合があります。一般に粒度が粗いほど、溶込み添加も酸化されにくいものに限られ、わが国では、炭酸は浅く、ビード幅は広く、平滑なビードが得られます。塩などのシールド剤・脱酸剤・合金剤・鉄粉などが添加溶接電流が小さいときには、冷却速度が早くガスの放可能な低温(400〜550℃)で焼成されるボンドフラック出が妨げられるためガス抜けの良い粗い粒度のフラックスが使用されています。スを使用し、大きいときにはシールド性・ビード外観等フラックスを表示するとき、銘柄の次に粒度が示されの点から細かい粒度を使用します。ます。表2にフラックス粒度と適用溶接電流範囲を示しま粒度は通常A×Bメッシュと表示します。これは工業す。用篩いを用いて粉砕・焼成したフラックスをふるったとまた溶接する板厚の種類が多く、溶接電流によってフきの篩い網の目のメッシュサイズを示しており、Aはラックス粒度を変えるのが困難な場合には、細かい粒度最大粒の大きさを、Bは最小粒の大きさです。メッシュのものを使用して、ワイヤの後からアークが少し見えるサイズと篩い目の呼び寸法の関係を表1に示します。程度に散布量を調節して、ガス抜けを良くして溶接してメッシュサイズの数字が大きくなると、フラックスのください。粒の大きさは細かくなります。(㈱神戸製鋼所溶接事業部販売部技術サービス室)ボンドフラックスは、組成も粒度も異なる原料を混合下山元彦表1メッシュサイズと呼び寸法メッシュ81012204865150200呼び寸法2.36㎜1.70㎜1.40㎜850μm300μm212μm100μm75μmD※※75μ㎜未満の粒系のものをダスト(Dust)と称しDで表す。表2フラックス粒度と適用溶接電流範囲粒度(メッシュ)8×4812×6512×15012×20020×20020×D電流範囲(Amp)≦600≦600500〜800500〜800800〜1100≧80015