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藤沢0466―20―3000溶接110番大阪06―206―6400JASS6鉄骨工事標準仕様書)鉄骨工事技術指針の改定に伴う「エンドタブ・裏当て金の取付けや、組立てのための仮付要領について」JASS6が改定され新しくエンドタブや裏当て金の取付け溶接について規定されたと聞いたのですが、どのように規定されたのですか。(大阪・S建設)阪神大震災でのS造、SRC造などの建築構造物の破は、図2に示すように、脚長4㎜〜6㎜,溶接長は40㎜損状況を見ると、仕口部などのエンドタブや裏当て金の〜60㎜程度でショートビードにならないように溶接を行仮付け溶接部から脆性破壊が起り破断したいくつかの事う必要があります。仮付けの位置も応力の集中するコー例が報告されています。そのためJASS6の改定版では、ナや端部をさけて溶接を行うよう規定されています。まエンドタブや裏当て金を取付けるための仮付け溶接の位た、現場溶接などで、裏当て金が梁フランジの外側に取置や条件などが規定されています。付く場合、図3のように梁フランジおよび柱フランジな一般に仮付け溶接は、ショートビードになるため、スど、母材に直接、組立て溶接してはいけないとの規定がタート部とクレーター部が多く、またアークも安定しにされています。くく、気孔(フローホール、ピット)や溶込み不良が発エンドタブや裏当て金の取付けのための仮付け溶接生しやすくなります。また急熱、急冷されるため母材(熱は、溶接としてよりきびしい条件になるにもかかわら影響部)が硬化しやすく、拡散性水素の放出が不十分なず、本溶接に比べて軽く見られがちである点が改善され場合もあり、溶接割れなどの欠陥が発生しやすい傾向にることは好ましいことであると思います。あります。そこで、図1に示すようにエンドタブは、母材にショ(㈱神戸製鋼所溶接事業部販売部・技術サービス室)ートビード部を残さないために裏当て金に取付けます。つまり、母材と直接仮付け溶接することを禁止しており、やむなく開先内に直接仮付けする場合は溶接部の健全性を十分確保するために、本溶接時に仮付けビードを完全に再溶融するか、本溶接前にエアーガウジングなどにより仮付けビードを除去するように規定されています。大阪矢内信一通し形裏当て金(スカラップを設ける場合に適用する)エンドタブ:裏当て金に取付ける通し形裏当て金5〜10mm5〜10mm5〜10mm5〜10mm裏当て金組立て溶接を施す部位:すみ肉溶接S=4〜6mm,1パス,長さ=40〜60mm程度とするさらに、裏当て金の組立のための取付け溶接について分離形裏当て金(スカラップを設けない場合に適用する)エンドタブ:裏当て金に取付ける母材との組立て溶接はしない母材との組立て溶接(開先内)5〜10mm5〜10mm5〜10mm分離形裏当て金5〜10mm分割型裏当て金:コーナー部の形状に合せる裏当て金組立て溶接を施す部位:すみ肉溶接S=4〜6mm,1パス,長さ=40〜60mm程度とする図2エンドタブ、裏当て金の組立て溶接組立て溶接裏当て金との組立て溶接図1柱梁接合部エンドタブの組立溶接例(イ)断面(イ)溶接を避ける図3裏当て金が梁フランジの外側に取付く場合11