溶接110番・溶接レスキュー隊119番


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藤沢0466―20―3000溶接110番大阪06―206―6400「CFT造について」現在、中高層建築構造物にはSRC造が主流になっています。ところが最近の溶接業界紙や鋼鉄構造物建築の専門紙に、CFT造と呼ばれる工法を採用した中高層建築物の記事が載っていますが、どのように違うのでしょうか。(R工業)SRC造は、鉄骨の十字柱などの周囲に鉄筋を巻きトが冷却効果の役目を果たし、鋼管の温度が上昇しつけたあと結束し、型枠で囲いコンクリートを充填にくく、耐力の低下を抑制し、ある程度の時間耐火して造られる形式で、鉄骨と鉄筋コンクリートを用を保持することが可能になるからです。いて強度を持たせています。実際の鉄骨工事は、溶接材料などを含めS造、SRCいっぽう、ご質問のCFT(ConcreteFilledTube)造と同様です。現場組立後図3に示すような方法で造は、柱の部材に円形や四角の鋼管を用いて、その鋼管内にコンクリートを打設します。また、コンク中にコンクリートを充填して造られるもので、鋼管リートを充填しやすいようにダイヤフラムの中央にとコンクリートで強度を持たせています。図1に断穴をあける必要があり、そのようなCFT造に対応し面のイメージを示します。た鋼管柱が各メーカーにより製造されています。このCFT造は、SRC造と同規模クラスの建築構造CFT造は、SRC造で行っているような鉄筋巻や型物に使用され始めており、その特徴は、SRC造に比べ枠工事が不要であり工数の低減、工期の短縮が可能て、耐震性、耐火性能が優れていることです。です。溶接材料で、被覆アーク溶接棒からフラックスその理由として、コンクリート充填鋼管は外部か入りワイヤに替っていったのと同じように、CFT造らの圧縮力を受けた場合、コンクリートが荷重を受が今後増加していくかどうか興味深いところです。け変形しようとしても、鋼管に包みこまれているため拘束され、コンクリートの破壊が簡単に生じず、破壊耐力が大きくなるからです。(図2)また、耐火特性についても、柱内部のコンクリー(㈱神戸製鋼所技術サービス室)山本岩王コンクリート鋼材すべて内面力となる面外方向に曲げが働くCFT柱CFT柱梁梁梁梁CFT柱ポンプ車ポンプ車図1CFT造断面イメージ図2角形鋼管と円形鋼管が荷重を受けたイメージ(a)トレミー管+バケット(b)トレミー管+ポンプ圧送(c)ポンプ圧送図3コンクリートの打設方法11


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