溶接110番・溶接レスキュー隊119番


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溶接110番藤沢0466―20―3000大阪06―206―6400アルミニウム合金のミグ溶接時の黒い煤(スマット)について現在、アルミニウム合金のミグ溶接をA―5356WYを使用して溶接しています。その時、溶接部に黒い煤が多く付着することがあり、その処理に手間がかかっています。黒い煤の発生原因と対策について教えてください。(千葉県T製作所)アルミニウム合金のミグ溶接時とが可能です。くするのに効果があります。シーに発生する黒い煤はスマット(以スマットの発生量は、溶接施工ルドガス流量は、少なすぎたり、後スマットと呼ぶ)と呼ばれ、Mg条件などによって変化します。主多すぎたり(乱流となる)すると(マグネシウム)を主要添加元素な要因として、溶接トーチ角度、シールド不良となるため、溶接トとする5000番系の溶加材を使用しトーチ母材間距離、シールドガスーチのノズル径に合った適正ガスた時に起こる現象です。流量、溶接電流、アーク長(アー流量に調整することが必要です。スマットが溶接部に付着するク電圧)母材の表面処理などがあ母材の表面処理(脱脂、酸化膜と、アルミ独特の美しい銀白色のります。の除去)を十分に行うことも重要外観をそこなってしまいます。特アルミニウム合金のミグ溶接でです。母材の汚れ、油分、酸化膜に付着量が多いと処理する時間がは、一般的にトーチ角度は前進角の除去が不十分な時は、溶接施工かかりますし、狭い場所では完全10〜20度が適正であり、後退角で条件が完璧でもスマットが多くなに除去できないこともあります。溶接するとビードおよびクリーニることもあります。スマットの発生する原因は、ミング部の上にもスマットが付着以上5000番系溶接材料のミグ溶グ溶接時に溶滴が高温の中を移動し、拭き取りが困難となり、ワイ接でのスマット発生原因と対策にする時、溶滴中の金属が蒸発し、ヤブラシでこすり取らなければ除ついて説明してきましたが、溶接これが母材に付着したもので、そ去できません。材料をMgの含有しない4000番系の主な成分はMg,Al,Oなどです。また、ガスシールド状態が悪くの溶接材料を使用することによ5000番系のミグ溶接では、スマなるとスマットの発生量が増加すり、スマットの発生を少なくするットを完全になくすることは不可る傾向にあり、トーチ母材間距離ことが可能です。その時、母材と能ですが、発生量を少なくするこは短くした方がシールド状態が良の組合せ(神鋼、赤カタログ370とにより、処理時間を短縮するこくなり、スマットの発生量を少なページ参照)および陽極酸化処理(アルマイト処理)する時には注意が必要となります。スマット写真1スマットの付着状況(㈱神戸製鋼所溶接事業部販売部技術サービス室)蛸谷正敏11


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