溶接110番・溶接レスキュー隊119番


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半自動溶接の水平すみ肉溶接について近年、鋼構造物の大型化・厚板化に伴い、水平すみ肉溶一般的に多く見受けられる欠陥にアンダカットやオーバー接も物件によっては検査基準が大変厳しくなっています。ラップが挙げられます。これらの欠陥には切り欠きが発生多くの鋼構造物の溶接姿勢の中で、最も多いのが水平すみするため、強度不足や応力集中による溶接部破断の原因に肉溶接です。この水平すみ肉溶接施工をスムーズに行うこも繋がる危険性の高い溶接欠陥です。とで、より大幅なコストダウンを図ることが出来ます。しかしながら、水平すみ肉溶接に要求される健全性(指定脚2.【適正溶接条件設定】について長、ビード形状、外観、欠陥の有無など)は溶接技量や施アンダカット(図1)は、立板の板厚によっても左右さ工方法によって大きく左右され、外観不良や溶接欠陥が発れますが、特に薄板の場合に電流・電圧の高過ぎや、溶接生した場合の手直しなどに多大な時間と労力が必要となり速度が速すぎる場合に発生しやすくなります。アンダカッます。そこで今回は半自動溶接における水平すみ肉溶接のトは溶接条件が高過ぎると必要以上に立板側を溶かし過ぎ溶接施工の留意点を説明いたします。合わせて弊社が推奨るために発生する欠陥です。このため、溶接条件は必要以する溶接材料もご紹介いたします。1.【水平すみ肉溶接の欠陥】について上に高くせず、板厚に合わせた条件設定が大切となります。一方、オーバーラップ(図2)は比較的厚板で発生しやすい溶接欠陥です。電流・電圧が低すぎる場合や、溶接速度水平すみ肉溶接における主な溶接欠陥にはアンダカッが遅すぎる場合に起りやすく、水平すみ肉溶接では下板側ト、オーバーラップ、脚長不足、ピット、ガス溝、ビードに溶接金属が母材に溶け込まずに発生する欠陥です。アン不揃いなどがあります。その中でも、水平すみ肉溶接で、ダカットもオーバーラップも、どちらの欠陥に対しても溶アンダカットアンダカット発生の主な原因12345アーク電圧が高すぎる。溶接電流が高すぎる。ワイヤ狙い位置が悪い。運棒が荒い。溶接速度が速すぎる。オーバーラップオーバーラップ発生の主な原因123456溶接電流が低すぎる。※溶接電流が高すぎる。アーク電圧が低すぎる。溶接速度が遅すぎる。ワイヤ狙い位置が悪い。運棒が荒い。※厚板の溶接時に溶接電流が高すぎると溶着金属が増加しオーバーラップが発生しやすい。図1アンダカット図2オーバーラップ7図3すみ肉溶接のウィービングによるビード形状使用ワイヤ:MX-Z200(1.2φ)CO2100%28脚長9mm0A-31V


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