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酸ガスアーク溶接用ソリッドワイヤかフラックス入りワイ大組の場合は確実にのど厚と溶込みが容易に確保出来る、ヤを主に使われています。テーパー付き裏当金をお奨めします。この場合、溶接ビードの大きさは再溶融を考慮して脚長3mm以下が望ましいとされています。弊社では、溶接作4.組立て溶接で発生しやすい溶接欠陥業性面より最も実績があり、アーク安定性に優れるソリッ4-1気孔欠陥についてドワイヤSE-0Tをフラックス入りワイヤでは、特に立向組立て溶接では、通常の場合予熱は行われていません。下進溶接での作業性に優れるMX-Z100Sを推奨しておりしかし、低温時や高張力鋼、厚板の場合などは、予熱を行ます。どちらも、溶接電流は250±20Amp位が目安です。うケースがあります。その際は、生半可な予熱(100℃以溶接電流の設定は予め本電流条件側に下向溶接条件を、ク下)を行うと裏当金と開先・ダイアフラムの隙間に水分がレーター条件側に立向下進溶接条件を設定しておくと作業溜まり、それが原因で気孔欠陥が発生することがあります。がスムーズにやり易くなりますので、参考にしてみて下さ予熱をする場合は水分が沸騰する100℃以上行うか水分がい。残っていないかを確認する必要があります。コラムコアは、表1のように直線部に最小ビード長さ30立向下進溶接では、ストレート運棒で行いクレーター処mm以上で2ヵ所以上(全線でも可)、柱大組では直線部理は行いません。必要以上に高い溶接電流や下進速度が遅全線に組立て溶接を行います。また、コーナー部の前後20い場合、また、ウィービング操作を行った場合はビードが〜30mmは溶接を避け直線部だけ行うようにします。ただ垂れ易くなり、気孔欠陥が発生し易くなります。垂れた箇し、ダイアフラムと裏当金との隙間が1mm以上空いてい所は、グラインダーで完全に除去して下さい。ると、本溶接で溶落ちの原因となるので、この場合はR部でもシーリングビードで隙間を埋めて下さい。4-2ワイヤ狙い位置について組立てビードの脚長は3mm狙いですが、溶込みを確保ワイヤ狙い位置は、裏当金とダイアフラムのルートをしするためには、後退法が有利です。ただし、のど厚を大きっかり狙って下さい。また、立向下進溶接は溶込みが浅いく付け過ぎると本溶接で組立てビードを再溶融出来ない場為、狙いズレを起こすとルートが溶けないので注意して下合があるので注意が必要です。その為に、のど厚よりも溶さい。接長を長くして強度を確保することも考慮しておきましょう。3.裏当金について4-3アークストライク(起動)についてアークストライクは、主に被覆アーク溶接で、不用意に鋼板にスパークさせたアーク発生痕(傷)のことをいいま裏当金は、フラットな物とテーパー付の物が有りますが、す。アークストライクによるビードは小さく短い為、急熱どちらでも可です。のど厚過多にならないようにする為に急冷により割れが発生する場合があります。阪神淡路の大は、テーパー付裏当金か予め裏当金の角をグラインダーで震災では、アークストライク痕が起因となり亀裂が発生し落としておくことで3mm脚長が容易となります。尚、柱た報告もありました。アークストライクは厳禁です。(単位:mm)以上、組立て溶接について一例を紹介しました。組立て板厚*t≦6t>6組立て溶接の最小ビード長さ3040[注]*:被組立て溶接部材の厚いほうの板厚表1組立て溶接のビード長さ溶接は本溶接前の大変重要な作業であることを再認識し、健全な鉄骨製作においてお役に立てて頂ければ幸いです。(株)神戸製鋼所溶接事業部門営業部カスタマーサポートセンター原彰一朗2