溶接110番・溶接レスキュー隊119番


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レスキュー隊119番鋼鉄道橋溶接工技量試験(JR認定試験)向け被覆アーク溶接棒  LB-52Bの紹介溶接の技量付加試験として、国内で代表的なものにJIS溶接技術検定が挙げられます。その他、代表的な技量付加試験としてAW検定試験(建築鉄骨溶接技量試験)や特別・普通ボイラー溶接士など業種毎の溶接技量付加試験があります。これらの技量付加試験のひとつに鋼鉄道橋溶接工技量試験(通称:JR認定試験)という技量付加試験があります。今回はこのJR認定試験向けに開発した被覆アーク溶接棒LB-52Bについて紹介いたします。1.鋼鉄道橋溶接工技量付加試験の概要主に橋梁加工ファブの溶接作業者に対する技量付加試験です。試験内容は被覆アーク溶接と半自動溶接の2種目で行い、すみ肉溶接を立向き姿勢で指定脚長6mmの連続溶接でビード長125mmに仕上げます。(図1、図2)検査基準として、ビード外観検査および破面試験から総合的に評価され合否が決められます。表1、外観検査基準、表2、破面試験基準)被覆アーク溶接棒は年々使用量が減少しており、代わりに半自動溶接が増加し、今や半自動溶接が主流となっています。被覆アーク溶接の減少と共に技能者も減少してきています。その背景もあり被覆アーク溶接での技術継承に赤信号が灯る事態となっています。そのため被覆アーク溶接は鋼鉄道橋溶接工技量試験の合否の要となっています。鋼板:SM490A板厚9mm水平溶接方法:溶接姿勢は、上図に示す通り立向き溶接で行う。すみ肉溶接ビードは、一層とする。立向き溶接の試験材料は、溶接を開始してから終了まで試験材の天地を変えない。すみ肉溶接のビードは、サイズ6mmの連続すみ肉溶接とする。試験中、溶接金属をグラインダーやタガネ等ではつり取ったりは行わない。図2溶接姿勢鉛直溶接方向試験用ビード(本溶接)6約1259約150試験ビード約125軽すみ肉溶接920約125図1試験片形状6レスキュー隊119番


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