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技術がいどVol.522012年4月号-2-線が照射され、試料から元素毎に固有の波長をもつ蛍光X線が発生します。発生した蛍光X線は、装置内の分光結晶によって固有X線の波長ごとに分光され、軽元素はF-PC(フロープロポーショナルカウンタ)で、重元素はSC(シンチレーションカウンタ)を用いて検出します。図2試料ホルダ図3試料ホルダの装置へのセット状況<3.分析用試料の作製方法>粉体試料は、加圧成型法もしくはガラスビード法で分析用試料を作製するのが一般的です。【加圧成型法】均一に粉砕した試料をアルミニウム製やPVC製のリングに詰め、プレス機で圧力を加えて、分析用試料とする方法です。加圧成型法で作製された試料を、図4に示します。
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