技術がいど2012-201501


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い草原で遊ぶ牛や羊の姿を楽しみ、水辺が近づくと<カナルと呼ばれる運河とクルーズ>風景もぐっと変わってくる。北海をせきとめたことで、アムステルダムの街の風物は、“Canal”と呼ばれ、広大な土地も手に入れたことがうかがえる。全長100kmにも及ぶ運河。世界各地から観光客を集め、目玉でもある運河クルーズは人気がある。早<巨大ダムの完成に向けて>速、運河の中から街の風景が楽しめるクルーズに参北ホラント州DenOeverとフリースラント州加した。アムステルダム国鉄駅の前から出航するクLeeuwardenの街をつなぐ大堤防に立つ。北海を吹きルーズを利用。一時間ほど運河を巡り、費用は8ユ抜ける風は強く、カメラを構える手も固定できない。ーロ(約800円)。船に乗って、運河から見る街は趣それにしても予想以上に大きな堤防だ。堤防は当時がある。ガラス張りの建物やレストランなどのお店もの優れた工法を利用しているが意外にシンプルだっ正面は運河に向いている。路上に並ぶ車と数々のた。自転車。特に、自転車の数が多い。運河に浮かぶウ北海の流入を防ぐ大計画は、洪水災害を経て19ォーターハウスと呼ばれるボートを居住にした住まい27年に工事がスタートした。潮の干満差からくる流や、また浮かぶ船をホテルにしてしまう大胆さも。クれの強さを押さえながら、土と石を積み、1930年まルーズによる運河巡りから、水辺の姿と地元の方々でで延べ約4,000人、完成する1932年までに約のライフスタイルを学ぶ。5,000人が作業にあたったという。長い年月と費用を費やし完成した大堤防の高さは7.25m、幅90m、<楽器の収集約4,000点を誇る楽器店のこだわり>全長32km。現在は、両岸の街をつなぐ幹線道路と運河に沿って並ぶ店の一角に、「パーム・ギターしても活用され、多くの車が行き交っている。店」はあった。オーナーのベネマ氏(60才)が、1975年よりコツコツ世界各地の楽器を集め、販売している。店に入ると、その数に唖然とする。通路にも楽器がはみ出ているような状態で、実にその数4,000品目。最初は街の「ノミの市」で始めたことがきっかけだという。長い年月の流れの中で、水害も経験。この仕事が好きで一生続けたいという。話が盛り上がり、別れ際、彼は僕に、珍しい木製の鼻笛をプレゼントしてくれた。そして僕は、カズーと呼ばれる小さな楽器を買った。大堤防と水際。石を積み上げ造成。クルーズ風景。狭い水路もあり操船には経験と技術が要求される。パーム・ギターの店内とオーナーのベネマ氏(左)。


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