技術がいど2012-201501


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草野惣一郎(株)神戸製鋼所溶接事業部門技術センターシステム部1.はじめに以下では、この搭載柱大組立溶接システム神戸製鋼所では、炭酸ガス溶接のグロビュール移行(写真1)と、鉄骨溶接システムの新機能を紹介形態においてスパッタの少ない溶接を実現する溶接プロセスを開発した。これを初めて実用化した『省スペース型鉄骨コア・仕口兼用溶接システム』は、2010する。2.搭載柱大組立溶接システムについて年の発売以降、すでに多くのシステムを納入し、高い評はじめにプロセスとを搭載した鉄骨価を頂いている。今回、鉄骨溶接システムシリ溶接システムの簡単な特徴について説明する。ーズとして、柱大組立溶接システムを開発した。本シス通常、炭酸ガスアーク溶接法は、溶接電流の増加にテムは、前記の『省スペース型コア・仕口兼用溶接シス伴い、大粒の溶滴が不規則に移行するグロビュール移テム』と比べて長時間運転になることや、システムが大行形態となり、スパッタ発生量が著しく増加する(写真2)掛かりになること等を考慮した検討を行うとともに、新たが、溶接ではパルス電流波形を用いた新たなな機器、機能追加も行っている。溶滴移行制御に取組み、規則的な溶滴形成と溶滴離脱写真1写真2従来法によるコラム溶接状況を実現する低スパッタ炭酸ガスアーク溶接である(写真3)。搭載柱大組立溶接システム-1-写真3によるコラム溶接状況技術レポート[vol.522012-9]『』搭載柱大組立溶接ロボットシステム


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