技術がいど2012-201501


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ほっと一息水辺の旅シリーズ-「ベトナム・ホーチミン」メコン川の恵み-悠々と流れる大河「メコン川」。中国のチベット高原ると分岐する。それでも河口に近いメコン川は広く、に源を発し、水源の標高地である約5,200mから、ゆったりと流れている。色は茶褐色。東南アジアの南シナ海に抜けるまでの全長4,023mの間に、中熱帯樹林帯で見かける川の色だ。上流から多くのシ国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジアそしてベトナルト(泥)を運び、ベトナムの河口に広大なデルタ地ムの六カ国を抜ける。世界の河川の中でも特に注目帯を造った。メコンデルタと呼ばれる肥沃な土地は、されるメコン川。ベトナムの水辺を今年6月に訪ね、実に1,800万人の人口を抱え、漁業、農業生産、川の恵みと人々の暮らしに触れた。果実他、特にコメの生産などに適しており、人々を潤<メコンデルタ>している。デルタ地帯の主な街の中で、ホーチミンに近い「ミ<観光も村の発展に貢献>トー」を訪ねた。さっそく、ボートを手配し、川の表情漁業と農業はもちろん、メコンデルタの恵みは地元を撮影する。お隣の国、カンボジアのプノンペンで本観光産業にも大きく寄与している。デルタの中で、ま流は大小、二つの川に分かれ、さらにベトナムに入さに水の恵みを得て暮らす人々の生活に触れるツアーが人気だ。ジャングルの中の水路巡り、果物のプランテーションを訪ねて様々なフルーツの試食も楽しめる。果物の王様、ドリアンや輪切りにすると星の形をしたスターフルーツなど、珍しい果物が実際に育つ姿を目にする機会はそうあるものではない。果物の川が育てる果物の数々。手前は、カカオ。奥の右端は、世界最大の果物、ジャックフルーツ。実は甘い。メコン川と川漁師。メコンデルタに数多い水路。熱帯樹林の間を川舟で抜ける。


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