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近藤亮(株)神戸製鋼所溶接事業部門技術センター溶接システム部1.はじめに①トーチケーブルと溶接対象物が干渉しにくいケーブ神戸製鋼所のアーク溶接ロボットは、中厚板分野(建ル内蔵設機械、鉄骨、橋梁、鉄道車両)を主力市場として、これ②天吊りシステムに適した広い動作範囲まで国内および海外のユーザにおいて数多く採用されという特長を有するケーブル内蔵ロボットてきました。中厚板分野のユーザニーズには、①生産(図1)を2011年秋にメニューとしました。性の向上(自動化率の向上)②溶接品質の向上③省は高効率化を図るためにタンデムトスペース化④生産コスト低減等があります。ーチを内蔵する新機能を開発し、同時にシングルトーチ①の具体例を挙げると、建設機械分野では、溶接対とタンデムトーチの溶接トーチを自動交換するツールチ象物の内面深くに溶接トーチが入り込む場合が多く、溶ェンジ機構もメニュー化しました。接トーチおよびトーチケーブルが溶接対象物と干渉しやさらに広い動作範囲を活用した具体的な天吊りシステすい。その場合、ロボットを用いた溶接ができず、人のムでの適用事例についてご紹介します。手で溶接することになります。よって、生産性を向上させるためには、トーチケーブルをロボットの上腕に通すこ2.の新機能とにより溶接対象物との干渉を回避する「ケーブル内蔵2.1タンデムトーチ&タンデムショックセンサロボット」が必要と言われていました。(専用)一方、溶接対象物が大型化するなか、システムは小タンデムトーチは、新開発したタンデムショックセンサ型・省スペース化の要望が強くなっており、大型溶接対と組合せて使用することで、従来のタンデムトーチ&ショ象物へアプローチがしやすく、省スペース化を図ることックセンサより、トーチ先端ずれの低減およびタンデムトができる天吊りシステムの需要が増加してきました。ーチ本体の曲りの低減が図れます。図1外観トーチ先端ずれは、タンデムトーチ銃身間の固定方法を強化することで低減しました。-1-固定ブラケット図2タンデムトーチ技術レポート[vol.532013-3]アーク溶接ロボットの新機能/システム適用事例
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