技術がいど2012-201501


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ほっと一息水辺の旅シリーズ-和食を世界へ、注目の「昆布だし」-ユネスコ文化遺産に、日本の「和食」を認定しても<利尻島の波打ち際>らおうと、動きが活発だ。和食の底辺を支える「だし」利尻島を訪ね、地元漁業組合の協力を得て「利尻は海外では珍しいという。昆布はこの「だし」に大きくコンブ」の取材をする機会があった。北海道北部の寄与。なかでも、北海道北部で育つ利尻コンブは、街、「稚内」からフェリーで島を訪ねた。島の樹木が澄んだ、だし汁と香りが人気だ。世界の長寿国でも海に迫る海岸線。その道を車で走る。海と接する波ある日本。長寿の視点でも、注目され始めた日本の打ち際には驚くほどの量のコンブが育つ。さっそく車昆布の価値を、食育と環境の視点でフォーカス!を降り、撮影を開始。7月でも水温はかなり低い。海底の石に根を張り、育つコンブ。1年ものまでのサイ<もっと知りたい、昆布の魅力>ズの小さいものが多い。浅い海底には、根付くコンブ「ふるさと物づくり」が話題になり、日本の各地での間に、小さな魚が泳ぎ、ヒトデや貝、中にはアワビ様々な取り組みが始まった。料理一つにしても、「和の稚ガイが石に引っ付いていた。透明度はよく、打ち食」他、ラーメン、たこ焼き、お好み焼きなどごく身近寄せる波でコンブの細長い体が交差し、まるでダンな食べ物も海外で人気を集め始めた。15年ほど前スをしているようだった。になるが、ニューヨーク・マンハッタンを訪ねた時、ブロードウェイに近いウドンとソバの小さな「立ち食い店」は大変な人気。お昼とあって、行列ができていた。昆布の「だし」がここでも活躍していた。日本食を支える「だし」の材料の中で昆布は主役。だが、意外に昆布について知らないことは多い。利尻島全景。森が海に迫り、良質のコンブを育てる。海岸にびっしり生息するコンブ。


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