技術がいど2012-201501


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技術レポート[vol.532013-7]4.4大電流MAGProcessの導入5.おわりに軟鋼ソリッドワイヤによる大電流溶接システムの導入本レポートでは、建設機械部品溶接ロボットシステム後、更なる生産台数の増加により生産時間の短縮を再の最近の導入事例をもとに、その特徴と新溶接施工技度求められるようになりました。その要求を受けて、更な術「大電流MAGProcess」を紹介しました。神戸製鋼は溶るサイクルタイムの向上を目指して、軟鋼フラックス入り接ロボット、溶接電源等の周辺機器や溶接材料の開発ワイヤによる大電流MAGProcessへの変更を実施しましだけではなく、それらを組合せたシステムと施工技術をた。導入に伴う効果の程度を、ソリッドワイヤによる大電提供する溶接総合メーカーとして、より多様化するお客流施工時と比較して、表2に示します。様のニーズに柔軟に対応するための取り組みを続けて導入の結果、溶着速度の向上やパス数削減によるエいきます。また、お客様の仕様へ「対応」するだけではなアカット短縮等、サイクルタイムの大幅な削減が達成さく、新しい技術を「提案」することで、より満足頂けるシスれ、増産に対するシステム仕様を満足することができまテムを提供できるメーカーになるべく取り組みたいと考した。また、サイクルタイム以外においても、専用トーチえます。表2:大電流MAGProcess導入によるサイクルタイム削減率機種サイクルタイム比率[%]A(20tクラス)B(20tクラス)C(25tクラス)D(30tクラス)E(40tクラス)Solid⇒FCW17.5%短縮12.5%短縮11.1%短縮28.6%短縮20.0%短縮※溶接開始から終了までの時間に対する。の冷却性能が高いためチップの磨耗が少なく、チップ交換に費やす時間やランニングコストの削減、さらには、スパッタ飛散量の低減による後処理時間の削減に効果がありました。図13:ビード外観1図14:ビード外観2-5-


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