技術がいど2012-201501


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ほっと一息水辺の旅シリーズ-0.007%の貴重な水-今年4月、北米シアトルで開催の「第38回桜祭・<水の街、北米シアトル>日本文化祭」にて、「水の恵みと環境」をテーマに公太平洋に面するシアトル。西にピュージェット湾(海演の機会があった。主催は、在シアトル日本総領事水)そして東にワシントン湖(淡水)に囲まれている。館他。地球の水のわずか、0.007%が生活に利用街の総面積の約半分が水地域となるほどの、まさにできる水の量と伝えると、水豊かなシアトルの方々が水の街だ。水の供給は山からも。ワシントン州最高驚いた。今世紀は「水の世紀」と言われるほど「水」峰のレーニア山(標高4,392m)が、街から近い。への注目が高い。改めてこの貴重な水を取り上げ、「水」への環境意識は高く、かつて生活排水でワシン思いを巡らせる。トン湖の水質汚染が高まった時、行政と市民が協力。下水道排水を締め出し、富栄養化から回復、乗り越<シアトル桜祭・日本文化祭>えた。米国内そして移民先として人気のシアトルには、本イベントは、今年で38年目を迎え、日系の方々航空機産業のボーイング社、IT関連のマイクロソフト、の想いが積み重なり、回を重ねるごとに発展。桜祭通販のアマゾンなど世界一流の企業が集まる一方、を通じて、日本の伝統芸能、書道、華道などを紹介し環境団体シーシェパードの本部も本州にある。日本の文化交流の活動を続けている。3日間の開催日の間に4回公演。桜祭終了後は、地元の協力を得<アーチストを集める水の力>て、シアトル大学、日系やメキシコ系の方々が集まる水環境が良い場所にはアーチストも集まる。シアト各施設など現地5日間の滞在中、8回公演の機会がルは音楽の分野でも注目され、ギターリストの巨匠、あった。歌う水中カメラマンが「フォトコンサート」を通ジミ・ヘンドリックスなど多くのミュージシャンを産み出じて何を伝えるか、興味津々だったようだ。してきた。ジミ・ヘンドリックスの軌跡が紹介されていシアトル近郊のマイクロソフト社。広大な敷地を桜が彩る。桜祭本会場他、シアトル大学内のチャペルでも公演。


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