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技術レポート[vol.532013-9]ス・パルス制御・専用ワイヤを組合せることによりアーク制に寄与することができる。なお、耐ギャップ性についての広がり最大限に利用することが可能となり、低電圧域は図6のように従来ワイヤと同等の性能を有している。においても写真2のような低スパッタ溶接が可能となる次に、ヒューム発生量を比較した結果を図7に示す。のである。MM-430Nbは、プラズマ中のO2やCO2のようなまた、純Arという不活性なガスで溶融金属をシールド酸化性ガスと溶融金属の酸化反応によるヒュームや、短しているため、溶融金属の酸化が抑制され、ビード表面に生成する酸化スケールについても極めて少なくすることが可能である。このようにMM-430Nbを用いることにより、スパッタやスラグといった異物を大幅に低減することが可能であり、エンジンの破損を抑制することができる。また、MX-MIGプロセスによるアーク領域の拡大は、アーク力の減少に加え、溶融金属を幅方向に広げるため、図5の外観写真ように余盛高さが低い、平滑で美麗なビード外観を得ることができる。さらに、図5の溶込み形状から分かるように、MM-430Nbの溶込みは混合ガス溶接に比べ浅くなるため、耐溶け落ち性が向上し、手直し低減による生産性向上や高温割れの抑12080400MM-430NbConventionalConventionalFCWSolid図7ヒューム発生量(mg/min)Fumegenerationrate(a)従来ソリッドワイヤ&Ar-20%CO2(b)MM-430Nb写真2溶接時のスパッタ飛散状況(a)従来ソリッドワイヤ&Ar-20%CO2(b)MM-430Nb図5ビード外観および断面マクロ写真(b)MM-430Nb(a)従来ソリッドワイヤ&Ar-20%CO2図6耐ギャップ性-4-
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