技術がいど2012-201501


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技術レポート[vol.542014-5]5.4各種水平すみ肉専用FCWの比較5.5適正電流範囲表6にMX-200Fと各種水平すみ肉専用FCW表7にMX-200Fの適正溶接条件範囲を示す。の特徴を示す。MX-200Fは、従来FCWと同様に低電流から高上述したようにMX-200Fは大脚長溶接時に電流までの広範囲な電流域で溶接可能である。ビード外観・形状の面で抜群の特性を有している。さらまた、MX-200Fを使用する上での水平すみに、アーク安定性を向上させており、スパッタ発生量は肉溶接条件設定の目安となる脚長と溶接速度の関係を従来FCWよりも少ない。図8に示す。22%down23%downMX-200F従来FCWMX-200F従来FCW320A350A図7スパッタ発生量(突出し長さ:25mm)19%down18%down図6ヒューム発生量(突出し長さ25mm)表6各種水平すみ肉専用のFCWの特徴ワイヤ(狙い)高速溶接性/耐気孔性(目安の最大溶接速度)MX-200F(大脚長、塗装性)MX-200MX-50H(大脚長、高溶着速度)DW-200(大脚長)≦600mm/min≦600mm/min≦700mm/min≦500mm/min-5-スパッタ発生量水平すみ肉脚長範囲(mm)◎○○-○5~94~85~96~10ビード外観・形状(大脚長性)◎○○~◎◎


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