技術がいど2012-201501


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技術レポート[vol.542014-9]6.おわりにサブマージアーク溶接は、溶接材料や溶接条件に加え溶接機器(電源特性、制御等)、アース(接地)位置、鋼材成分等数多くの組合せで成立するため、溶接欠陥、溶接作業性の異常や溶接継手性能の劣化等の要因も同じ数だけ存在することになり、他の溶接法に比べ要因を特定するのに時間を要する場合がある。より健全な溶接継手を得るための溶接材料の選定は基本であり、本稿がフラックスの選定あるいは管理の一助となれば幸いである。参考文献1)2)日本溶接協会:接合・溶接技術Q&A1000村西良昌:サブマージ溶接の基礎、技術がいど、3)4)5)Vol.51、(2011)奥田直樹:溶接材料の種類とその特性、使い分け(下)、溶接学会誌、第56巻、第2号、(1987)、P99-104長谷薫:最近の溶接材料、溶接プロセスの技術動向、西山記念技術講座、(1998)、P167-182田中和雄:SAW溶接金属の機械的性質におよぼす極性の影響、技術がいど、Vol.32、(1992)、P8-14-6-


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