新人営業マンのための溶接基礎講座


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※本稿は掲載当時の情報です。詳しくは(株)神戸製鋼所にご確認ください。新人営業マンのための溶接基礎講座「各種鋼材とその溶接材料について」第回『ケミカルタンカーに使用されるステンレス鋼とその溶接材料について』ステンレス鋼には多くの種類があります。大別すると、マルテンサイト系(Cr)、フェライト系(Cr)、オーステナイト系(Cr―Niなど)の種類です。材を使用し、側壁、底板、上部には安価なステンレスクラッド鋼のステンレス側がタンクの内面側になるように使用しています。ステンレス鋼が使用される溶接構造物には、各種.適用鋼種容器、水門、ケミカルタンカーなどがあります。ケミカルタンカーには主にオーステナイト系ステ今回は、ケミカルタンカーに使用されるステンレス鋼について説明します。.ケミカルタンカーについてケミカルタンカーは主に硫酸、塩酸、苛性ソーダ等の化学製品を運搬する目的の船舶です。そのためタンク内や配管には耐食性に強いステンレス鋼あるいはステンレスクラッド鋼(ステンレスと炭素鋼の合せ材)が使用されています。ステンレス鋼は高価なためタンク内部の隔壁にだけステンレス鋼の無垢SUS、L材、L、、L、ンレス鋼が使用されています。特に耐粒界腐食性を重要視する場合には低炭素の鋼材(L、L、L)が選択され、塩化物に対する耐孔食性が重要視される場合にはMo(モリブデン)を含んだ系あるいは系が使用されます。最近ではL材の適用が多くなっています。.溶接施工ケミカルタンカーにおいても船体を構成する鋼材タンク内コルゲートの立向溶接タンク底部の下向溶接15|年月号(初夏号)


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