用語解説


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用語解説アークの安定性アーク溶接はアークを熱源とし電流のMAG・MIG溶接では、はTi入り(YGW11)、低電流用溶接材料および母材を溶融する溶短絡を伴わないスプレー移行ににはTiなし(YGW12)等、用途接法です。アークが安定するといなり、優れたアーク安定性を示や条件によって適した成分を選うことは規則的な溶滴移行を得るします。また、パルス電源を使ことに他なりません。アークの安用すると、低い電流でもスプ択してください。②ワイヤの送給系定性はスパッタの発生やヒュームレー移行を実現できます。の発生、あるいは溶接部の品質に②短絡移行ワイヤの送給速度が不安定な場合、溶滴移行の規則性が阻害影響を及ぼします。以下にガスCO2あるいはAr-CO2混合ガスされアークが不安定になりまシールドアーク溶接を中心に、の低電流域では、規則的に短絡す。送給抵抗が小さくなるよう、アーク安定性に影響する因子につとアーク発生を繰り返す短絡移送給系の長さや配置の調整が必いて説明します。行になります。これも比較的安要です。(1)溶極式と非溶極式定性が優れます。③グロビュール移行③母材の成分や表面処理ペイント塗布鋼板やZnメッ電極自身がアークを発生して溶炭酸ガスアーク溶接の高電流キ鋼板では、水素や亜鉛の蒸気融する溶接法を溶極式と言いま域では、溶滴形状が不規則で大によって溶滴移行が不安定となす。ガスシールドアーク溶接や被粒となるグロビュール移行になり、アーク安定性が劣化します。覆アーク溶接、サブマージアークります。スプレー移行や短絡移それぞれに適した溶接ワイヤを溶接などが含まれます。一方、電行に比べると溶滴移行の規則選ぶことが重要です。極とは別にフィラーを送給する溶性、すなわちアーク安定性が劣④溶接電源接を非溶極式と呼び、TIG溶接やるためスパッタは増加します。近年、溶接電源の制御方式は、プラズマ溶接があります。非溶極しかし、安価に高能率な施工がサイリスタ制御、インバータ制式は最もアーク安定性に優れてい行えます。ます。(3)ワイヤの種類御、デジタルインバータ制御と応答速度が高速化しており、アークの安定性が高まっていま(2)溶滴移行形態間の差ソリッドワイヤに対しFCWです。①スプレー移行はフラックスの効果によりアークAr-CO2混合ガスを用いる高安定性が向上しています。よって以上のように、アーク安定性に低スパッタとなります。影響を及ぼす因子は多数ありま(4)その他の因子す。従って、目的に応じて溶接材料、シールドガス、溶接電源、溶①溶接ワイヤの化学成分接条件を選ぶことが大切です。①スプレー移行②短絡移行③グロビュール移行図1溶滴移行形態ワイヤ成分の影響でアークの安定性は変化します。例えば炭酸ガスアーク溶接の高電流用に(㈱神戸製鋼所溶接カンパニー技術開発部)新舘宏20


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