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アルミスペースフレーム最近、新聞などで皆さんもご存じのように、自動樹脂製の外板パネルを組付けて車体とします。モ車産業では、地球温暖化防止に関するCO2排出量ノコック構造に対するメリットとしては、制限やガソリンの消費量削減などに対応するた①押出材の肉厚や断面形状の変更が自由なため、燃費の向上に取組んでいます。いっぽう、安め、骨組みの剛性が均一化できる全性の追求から、車体の強度アップ、エアバッグや②プレス型が削減できるため、コストダウンがABSなど装備の充実により、車両重量は増加傾向可能となるにあります。これらの両立策の一つとして、車両重量の約を占める車体の軽量化が重要視されています。③部品の一体化により、組立ての合理化が図れるなどがあります2)。車体の軽量化については、鋼をより強くして薄スペースフレーム特有の製造技術には、押出材くする、鋼をアルミやプラスチックに置換えるなの曲げ加工、ノードの薄肉鋳造、部材の接合技術、どの対策が伸展しています。特に、アルミは軽量があります。接合技術は、車体の性能や生産性に化の効果とリサイクルのしやすさなどから注目さ大きな影響を及ぼすため、MIG溶接、TIG溶接、スれています。ヨーロッパやアメリカでは、車体のポット溶接、リベット接合、接着剤などの特長を外板や骨組みにアルミを使用した車がすでに市販うまく組合せることが必要です。されています。日本でも、アルミ製のコンセプト以上のように、自動車の軽量化に対してアルミカーやプロトタイプ車が発表され、開発・商品化スペースフレームの適用は極めて有効です。アルが進んでいます。ミの押出材、溶接ワイヤ、溶接機・ロボットなど従来の車体は、プレス材をスポット溶接で接合すべてを供給している神戸製鋼所では、それらのする「モノコック構造」が主流でした。しかし、技術力を結集してアルミスペースフレームの実用アルミは鋼と比べて押出加工がしやすいため、図化に取組んでいます。1に示すように、骨組みにパイプ状の押出材を用いた「スペースフレーム構造」が製造可能となりま引用文献した1)。これは、押出材を「ノード」と呼ばれる鋳造1)E.F.M.Winter:SAEpaper№9051781990)部品でつなぎあわせる構造で、それにアルミ製や2)中川:軽金属協会シンポジウム講演集、平成10年2月(1998年11月号)鋳物(NODE)形材図1NODE式(アルコア式)アルミスペースフレーム車のコンセプト203