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用語解説異材継手一般的な溶接継手を大きく分類Mo鋼と2.25%Cr―1%Mo鋼との継ます。すると共材継手と異材継手の2種手は異材継手になります。異鋼種の異材継手の場合には、類になります。簡単に説明するとこれらの異材継手を作製するた母材性能以外に溶接性を考慮する接合される両方の母材の材質が同めの溶接が異材溶接であり、健全必要があります。文頭で例をあげ一の場合は共材継手であり、母材な異材継手を得るためには、適切たステンレス鋼と炭素鋼との場合の材質が異なる場合は異材継手とな溶接材料の選択と施工管理が必には、炭素鋼用の溶接材料を選定いうことになります。異材継手の要になります。異なる材質の母材すると、高温割れの発生や溶接時代表例としては、ステンレス鋼とを溶接するため、それぞれの母材のスラグ焼付き等により健全な継炭素鋼あるいは低合金鋼の継手がの性能、母材希釈による溶接金属手は得られず、ステンレス鋼用のあげられます。の変化、溶接後熱処理の影響、機溶接材料でも炭素鋼側の希釈が大ここで言う母材の材質とは、金器の使用環境などを考慮して溶接きくなると同様に高温割れが発生属材料の持つ冶金的性質や物理的材料を選択します。する場合があります。従いこのよ性質および化学的性質を指し、具同鋼種の異材継手において溶接うな場合には、異材溶接用の309体的な性能としては、引張強さや材料を選定する際には、溶接金属系溶接材料を使用します。また、低温靭性等の機械的性能や耐食性の性能が少なくとも一方の母材の機器の使用温度が約400℃以上の能を意味します。従いまして、鋼性能を満足するか、もしくは両母場合や熱サイクルを受ける場合に種が異なる場合は当然ながら、同材の中間的な性能になるような考は、Ni合金用の材料を使用します。じ490N/mm2級の鋼でも高張力鋼え方が基本になります。通常、低と耐候性鋼あるいは低温用鋼の継グレード側の母材を溶接する材料手は異材継手であり、同じ低合金を選択し、高グレード側の母材に耐熱鋼であっても1.25%Cr―0.5%あった施工管理で異材溶接を行い(㈱神戸製鋼所溶接カンパニー技術開発部)渡辺博久同鋼種間(低合金鋼間、オーステナイト系SUS間など)異鋼種間(低合金鋼とステンレス鋼間、Ni基合金と銅合金間など)共材継手異材継手溶接継手20