用語解説


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ならい「ならい」という用語は溶接では一般に「溶接方式を示します。線ならい」(SeamTracking)という意味で使われ自動ならい方式は、接触方式(Contact)と非接ています。被覆アーク溶接や半自動溶接でオペレ触方式(Non―Contact)とに大別されます。接触方ーターが神経を使う作業は、溶接線(WeldSeam)式はガイドローラで代表されるように、開先内にを追いかけ、トーチ(アーク点)を溶接線に合せセンサを直接押し当てて用いる方式で、非接触方ながら溶接を進めていくことです。この溶接線を式は磁気センサやTVカメラで代表されるように、追跡し、トーチを溶接線に合せるという一連の作開先からセンサを離して使用する方式です。業が溶接線ならいです。一般に接触方式の特徴はところで、半自動溶接ではオペレーターが目か①市販センサが使用でき安価で簡便、メンテナンら得た視覚情報を頭で判断し、手を使ってトーチス容易。広範囲な業種で採用されている。を操作してならいを行いますが、自動溶接では、②開先形状に応じて接触子を交換する必要があこれらオペレーターの機能にかわる何らかの方法る。で、自動的にならいをすることが必要となります。③溶接残しがでる。複雑な溶接線には採用できな溶接の自動化に対するニーズが著しい今日では、い。自動ならい制御技術はその推進のかぎとなる、重などであり、非接触方式の特徴は要な要素技術となっています。①アーク点で精度の良いならいができる。自動ならいはまず溶接線(または溶接線とトー②センサの構造や信号処理がやや複雑で高価となチとのずれ)を検出し、次にトーチと溶接線とをる。一致させるように、トーチ位置を自動制御するこなどがあります。とで実現されます。もちろん溶接線が上下方向に「ならい」を簡単に説明しましたが、最近は溶変動する場合は、溶接線とトーチとの間隔が一定接線のみでなく、開先形状の認識が可能であるTVになるように、トーチを制御することも必要となカメラなどをセンサとしたコンピュータによる、ります。画像処理方式が全自動化への道を開く技術としてさて、この溶接線を検出するために使用される期待されています。のが、センサ(Sensor)と呼ばれる検出器です。表1にセンサによる検出原理別に分類したならい(1982年7月号)表1ならい方式の分類使用されるセンサガイドローラガイドローラ、差動トランスマイクロスイッチ、タッチスイッチ磁気センサ、静電容量センサ空気圧センサ光電子スイッチ光学式TVカメライメ(ージセンサ)アークセンサ式レーザアーク自身溶接線ならい方式純機械式機械―電気式または電気式電気式流体式接触方式非接触方式106


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