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今年は酉年。ニワトリのデザインに混じって図データを復元して識別することができるという特らっしゃると思います。この年賀状をカメラ付きこのQRコードの使い方として変わった例がの携帯電話で読み取ると、動画や音声のメッ頭で述べた年賀状の例ですが、一般的には製セージが現れたりします。造物の工程管理などに使用されています。最また、広告ポスターやカタログに印刷された近、自動車のエンジン部品1個1個にQRコー図1の模様を読み取ると、その広告企業のホードを刻印し、製造履歴が分かるようにしたというムページにアクセスし、商品の詳細な情報や店新聞記事がありました。の地図を見ることができます。実は、溶接材料のパッケージにもこのQRこの図は文字と数字の情報をある規則に基コードが印刷されています(写真1)。銘柄やサづいて正方形の内部を白と黒に塗り分けてパイズ、重量、製造番号などが情報として含まれターン化した、二次元コードと呼ばれるものでており、工程内での品質管理、倉庫での出荷す。管理に活用しています。同じように、情報をパターン化したコードとしでも、大量の情報を含ませることができるのだてバーコードがあります。このバーコードは図2から、生産管理だけに使用するのはもったいな(右)にあるように、一方向のみに情報を持たせい気がします。例えば、溶材パッケージのQRているので一次元コードと呼ばれます。しかし、コードを携帯電話で読み込んだら、その銘柄の情報量を多くするためには桁数を増やしたり、カタログ内容が表示されたり、溶接電源に情報複数のバーコードを並べたりしなければならず、を流してワイヤ送給速度に応じた適正なアーク表示面積が大きくなるという短所がありました。電圧や波形が出力されるようになると、もっと便QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商*たコードが日本で開発されました(図2左)。図に示したコードは日本で最も多く採用されていこれに対し、縦、横の二方向に情報を持たせ利になると思うのですが・・・・。1のような模様入りの年賀状をもらった方もい長があります。るQRコード*と呼ばれる二次元コードの例で標です。す。情報はセルと呼ばれるマス目の色で情報を(㈱神戸製鋼所溶接カンパニー技術開発部二次元コード(QRコード)表しており、従来のバーコードに比べて、数十倍から数百倍の情報量となります。例えば全角の漢字やかな文字であれば最大約1,800文字、数字だけだと最大約7,000文字も扱うことができます。当然、同じ情報量であれば、バーコードの10分の1から30分の1程度の大きさで表現することができます。さらにQRコードではデータ領域に最大約30%の汚れや破損があっても佐藤正晴)図2二次元コードと一次元コード(左:QRコード、右:バーコード)QRコード写真1溶接ワイヤのパッケージ情報を持つ情報を持たない情報を持つ情報を持つ図1二次元コード(QRコード)053