用語解説


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非低水素系すみ肉溶接棒昭和50年代前半までは非低水素系すみ肉溶接棒に関する研究が「日本造船研究協会第193研究部会といえば軟鋼用ではJISZ3211「軟鋼用被覆アー(SR193)」にて始められ、そのなかで低水素系すみク溶接棒」の鉄粉酸化鉄系(D4327)や特殊系(D肉溶接棒に比べ、耐ピット性、溶接作業性、溶接4340)のことをいい、490N/㎜2級高張力鋼用では能率に優れ、かつ溶接棒の管理の容易な非低水素JISZ3212「高張力鋼用被覆アーク溶接棒」の特系すみ肉溶接棒の適用が検討されるようになりま殊系(D5000)やライムチタニヤ系(D5003)のこした。とをいっていました。しかし、これらの溶接棒はその結果、TMCP鋼では拡散性水素量が25ml拡散性水素量が30ml/100gを越えるため、溶接割/100g以下であれば溶接割れは発生しにくく、表れの危険性があるので490N/㎜2級高張力鋼用と1に示される範囲内で適用可能との結論が得らしてはせいぜい板厚12㎜までが限度で適用鋼種はれ、多くの造船所で非低水素系すみ肉溶接棒が使ほとんど軟鋼であるといっても過言ではありませ用されるようになりました。んでした。このように現在では、非低水素系すみ肉溶接棒昭和50年代中ごろ、わが国の鋼材メーカーによは従来の軟鋼および板厚の薄い490N/㎜2級高張り、圧延および冷却条件を制御するいわゆる力鋼だけではなく、TMCP鋼にも使用されるようTMCP技術を適用して炭素当量(Ceq)を低く抑になり、新しい意味を持つようになりました。え、耐割れ性の良い490N/㎜2級高張力鋼(以下、なお、TMCP鋼用の非低水素系すみ肉溶接棒は、TMCP鋼と記す)が開発されました。その拡散性水素量が低水素系すみ肉溶接棒よりもこれに伴い昭和57年から、TMCP鋼の有効利用多いものの従来の非低水素系すみ肉溶接棒よりも少ないため、俗称“中水素系すみ肉溶接棒”と呼ばれることもあります。すみ肉溶接棒と適用鋼種の対応を示すと表2のようになりますが、主として低水素系すみ肉溶接棒は、従来の490N/㎜2級高張力鋼に、またTMCP鋼であっても表1の適用基準を外れる場合に使用されています。造船に使用されてきたTMCP鋼用非低水素系すみ肉溶接棒は、今後TMCP鋼の適用拡大に伴い、橋梁や鉄骨分野などにも広く活用されることでしょう。表1適用基準項目適用基準備考鋼材鋼種炭素当量TMCPAH32,型490DHN/32,mmAH2級高張力鋼36,DH36Ceq(IACS)≦0.36%拡散性水素量H≦25JIScc/100gJISZ3113-1975による溶接棒乾燥・管理溶接施工脚板長厚ー推奨条件にてし再乾燥。時間4はへの持出時間以内カ、現場ーメまたとする。脚長7mm以下の水平すみ肉1パス溶接25mm以下脚長、板厚えるどが場合必要。のには上限値を別途試験越な表2490/Nmm溶接棒2級すみ肉溶接棒の分類とその適用鋼種拡散性水素量[]/100mlgJIS規格適用鋼種など軟鋼など(薄490板)・従来のN/mm2級高張力鋼など・TMCP鋼型490N/mm2級高張力鋼432743405000500350005003DDDDDD・従来の・(厚板TMCPを(25t2490N/mmとくに場合の級高張力鋼有効)N/鋼型越490える場合2mmにとくに級高張力鋼有効)など50265016DD非低水素系すみ肉溶接棒低水素系接溶すみ棒肉――――≦25≦10注1)気温5℃以上注2)拡散性水素量はJISZ3113-1975による(1989年12月号)124


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