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FNFNはフェライト番号(FerriteNumber)の略号鏡を利用したもの、また、フェライトインジケーで、オーステナイト系ステンレス鋼溶着金属中のタ、パーマスコープのように磁気を利用したもの、フェライト量を表示するときに付す新しい記号でまた、溶着金属成分から組織図より求めるものなす。FNは、一定基準をみたした磁力式皮膜計(マど多くを数えますが、技術的に真値を求めることグネゲージ)を用い、磁性体上に皮膜された非磁性が困難なため、測定法間の、各測定値にかなりの物質の厚さを測定した値を標準として磁気的感度差がありました。の対比によりフェライト量を規定したものです。フェライト測定の標準化を図るため、IIW―Sub磁力式皮膜計は本来、鉄鋼材料の表面に被覆さcommissionⅡ-C,米国のWRC(WeldingResearchれた非磁性物質の厚さを測定するものですが、オCouncil)でかなりの期間にわたりフェライトの問ーステナイトステンレス鋼溶着金属中のフェライ題について検討しており、IIWでは、Doc-Ⅱ-714ト量が磁気的感度に対応することからフェライト-74としてフェライト量の表示方法、測定機器の量の測定に採用されています。FNの測定値は、FN一次原器・機器の校正、標準試料・試験材の作製11.5(皮膜計法)のように(%)の単位を除き測定方法などの基本的な諸点について推奨案を採択し法と一緒に表示します。ています。WRCでは1972年フェライト量の表示方従来、フェライト測定方法としては、X線・顕微法および測定機器の一次原器・機器の基本的事項を規定し、これに基づいてAWSA4.2―74としてフェライト測定規格を制定しています。AWS規格は、基本的にはIIW推奨案と同一内容となっています。わが国でもフェライト測定法について検討し、WES1001―1976を制定していますが、IIW勧告案に準拠したものであって、フェライトの測定方法は、国際的に統一化される方向に進んでおり、従来の(%)表示からFN表示に逐次移行しつつあります。従来法により計測したフェライト量は将来FNに換算して使用されるようになるものと思われます。FNと組織図法によるフェライト(%)との関係はASME,WES1001―1976年に規定されていますが、磁気的測定法による(%)とFNとの関連は、まだ明確に規定されるには至っていません。FN目盛のフェライトインジケータ、パーマスコープ、マグネゲージも製作されるようになると思いますが、FN目盛のない測定器は、二次標準試料によってFNに換算することができます。(1979年4月号)表1非磁性物質の標準厚さとFNの基準値との関係(WES抜粋)厚さ(mm)0.1780.2030.2290.2540.2790.3050.3300.3560.3810.4060.432FN28.325.923.822.020.318.917.716.615.614.814.0厚さ(mm)0.4570.4830.5080.5330.5590.5840.6100.6350.6600.6860.711FN13.312.612.011.511.010.510.19.79.49.08.7厚さ(mm)0.7370.7620.8130.8640.9140.9631.0161.0671.1781.1681.219FN8.48.17.67.16.76.36.05.75.45.14.8厚さ(mm)1.2701.3211.3721.4221.4731.5241.5751.6281.6761.7271.778FN4.64.44.24.03.83.683.523.373.243.123.00備考)で示表このす磁力式皮膜計FNこの、は非磁性物質でのされた測定標準厚場合さとにのみFN成立とのする関係。はこの、表この示の規格すによるの範囲外表の関係を作図することにより求めることができる。134